![]() 加入者選択的でエリア・ベースのサービス制御
专利摘要:
オーバーレイされたワイヤレス位置検出システム(WLS)をもつ1つ以上のワイヤレス通信ネットワーク(WCN)に対する移動体デバイスのアクセスの制御に用いる方法は、少なくとも1つのWCNの1つ以上の予め定められたシグナリング・リンクの集合を監視するステップと、移動体デバイスと関連のあるイベントを検出するステップとを含む。 公开号:JP2011509026A 申请号:JP2010540739 申请日:2008-12-10 公开日:2011-03-17 发明作者:ブル,ジェフリー・エフ;ワード,マシュー・エル 申请人:トゥルーポジション・インコーポレーテッド; IPC主号:H04W48-04
专利说明:
[0001] 本明細書において記載する主題は、アナログまたはディジタル・セルラ・システム、個人通信システム(PCS)、強化特殊移動体無線機(ESMR)、およびその他の種類のワイヤレス通信システムにおいて用いられるような、移動体デバイスまたは移動局(MS)とも呼ばれる、ワイヤレス・デバイスの位置検出方法および装置に関する。更に特定すると、記載する主題は、ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーク(WIN)サービス・トリガリング技法と共に、ほぼリアル・タイムの位置検出技法を用いて、ワイヤレス電気通信事業者即ち運営業者によって決定することができる定められた規則に基づいて、ワイヤレス通信ネットワーク(WCN)のアクセスまたは使用を制御することに関する。更に特定すれば、WCNへのアクセスを制御する、「静穏ゾーン」または「コールド・ゾーン」と呼ばれることもある、地理的領域を定めることを、ワイヤレス運営業者に可能にするシステムおよび方法について記載する。例えば、WCNの運営業者は、静穏ゾーン内部において、またはその静穏ゾーンを包含する対象エリア内部において、特定の移動体の当該静穏ゾーンに対する近接度、またはそこに向かう速度に基づいて、この特定の移動体デバイスに対するワイヤレス・サービスを選択的に付与または拒否することができる。また、開示するシステムおよび方法は、例えば、移動体デバイスが、設定した速度しきい値よりも上または下で対象エリア内を移動している場合、移動体デバイスの通信をディスエーブルするために用いることもできる。] 従来技術 [0002] 本願に記載する本主題は、2005年8月8日に出願され"Geo-Fencing in a Wireless Location system" (ワイヤレス位置検出システムにおけるジェオフェンシング)(その内容全体はここで引用したことにより、本願にも含まれるものとする)と題する同時係属中の米国特許出 願第11/198,996号に記載されている主題と関係がある。前述の米国特許出願第11/198,996号は、2005年6月10日に出願され、"Advanced Triggers for Location-Based Service Applications in a Wireless Location System" (ワイヤレス位置検出システムにおいて位置検出に基づくサービスを適用するための高度誘起装置)と題する米国特許出願第11/150,414号の継続出願 である。米国特許出願第11/150,414号は、2004年1月29日に出願され"Monitoring of Call Information in a Wireless Location System" (ワイヤレス位置検出システムにおける呼情報の監視)と題する米国特許出願第10/768,587号の一部継続出願であり、現在では米国特許第7,167,713となっている。米国特許出願第10/768,587号は、2001年7月18日に出願され現在では米国特許第6,782,264B2号となっている"Monitoring of Call Information in a Wireless Location System"(ワイヤレス位置検出システムにおける呼情報の監視)と題する米国特許出願第09/909,221号の継続出願である。米国特許出願第 09/909,221号は、2000年3月31日に出願され、現在では米国特許第6,317,604B1号となっている"Centralized Database for Wireless Location System" (ワイヤレス位置検出システム用集中データベース)と題する米国特許出願第09/539,352号の一部継続出願である。米国特許出願第09/539, 352号は、1999年1月8日に出願され、現在では米国特許第6,184,829B1号となっている"Calibration for Wireless Location System"(ワイヤレス位置検出システムの較正)と題する米国特許出願第09/227,764号の継続出願である。] [0003] A.ワイヤレス位置検出 ワイヤレス位置検出システムに関する初期の実績は、"Cellular Telephone Location System"(セルラ電話位置検出システム)と題する1994年7月5日付け米国特許第5,327,144号に記載されており、これは、到達時間差(TDOA)技法を用いてセルラ電話機の位置を検出するシステムを開示する。この特許およびその他の例示的特許(以下で論ずる)は、本発明の譲受人である、TruePosition, Inc.,に譲渡されている。’144特許は、アップリンク到達時間差(U−TDOA)セルラ電話位置検出システムと呼ぶことができるものについて記載する。記載されたシステムは、1つ以上セルラ電話機からの制御チャネル送信を監視し、集中処理または局ベースの処理を用いて、電話機(1つ又は複数)の地理的位置(1つ又は複数)を計算する。TruePosition社およびその他は、元来の発明概念に対して重要な改良を開発し続けている。] [0004] B.ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキング ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーク(WIN)は、移動体電気通信ネットワークに合わせて設計されたネットワーク・アーキテクチャである。これによって、運営業者は、移動電話機およびデバイスにおける呼接続サービスのような標準的な電気通信サービスに加えて、付加価値サービスを提供することが可能になる。WINは、サービス制御を交換局(移動体交換局またはMSC)から、ネットワークにおけるそれよりもレベルが高いエレメントまで移動させる。] [0005] WINシステムは、まとめてインテリジェント・ネットワーク(IN)と呼ばれる、それよりも大きな電気通信ネットワーク・サービスおよびプロトコルの一族における部分集合である。INについての説明が一通り、1連のITU−T推奨に出ている。ITU規格は、アーキテクチャ図、状態機械、物理的実現例、およびプロトコルを含むアーキテクチャ全てを定めている。最初のITU−Tシリーズは、Capability Set One (CS-1)と呼ばれ、推奨Q.1210からQ.1219までの番号が付けられている。2番目のITU−Tシリーズは、Capability Set Two (CS-2)と呼ばれ、推奨Q.1220からQ.1229までの番号が付けられている。] [0006] ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキングから、ITU−T推奨に大筋で基づく、2つの変異型(variant)が発展した。各WIN変異型は、電気通信標準設定本体(setting body)の庇護の下で開発された。北アメリカの変異型は、American National StandardsInstitute(ANSI)によって標準化されたAdvanced Intelligent Networking(AIN)として知られている。ヨーロッパ(および現在では世界全体)の変異型は、European Telecommunications Standards Institute (ESTI)によって命名された、Customized Applications for Mobile networks Enhanced Logic(CAMEL)として知られている。双方のWIN規格は別個に開発され、各プロトコルの詳細は著しく異なるが、基本的概念を同様であり、双方ともITU−T IN推奨からかなり流用しており、双方とも競合サービス提供に一致するように、ワイヤレス運営業者の要件を満たす必要がある。] [0007] WINの最も基本的な能力は、基本的にAINが定めたサービス制御ポイント(SCP)である、サービス制御機能(SCF)による遠隔呼処理制御をサポートすることである。移動体デバイスがワイヤレス・システムに登録すると、ワイヤレス・ネットワークは無線インターフェースを通じて情報を収集し、ネットワークが登録し、デバイスのホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)からの加入者情報を含む、加入者のプロファイルを入手することを可能にする。加入者情報には、デバイスのトリガ検出プロファイル(TDP)を含む。TDPには、インテリジェント・ネットワーキング・サービス・ロジックを呼び出すことにある状況が記載されている。デバイスのHLRから受信されるトリガに加えて、サービングMSCは、全てのイベントの発生および終了に適用される静的トリガのそれ自体のリストを有することができる。] [0008] AIN(SCP)またはCAMEL(gsmSCF−ベース)外部呼処理ロジック(サービス・ロジック)を呼び出す条件を定めるために用いられるのが、これらのトリガである。サービス・ロジックは、トリガが本当に必要ではなかったと判定し、トリガが発生しなかったかのように処理を続けるようにMSCに通知するメッセージを用いることができる。これは冗長のように思われるかもしれないが、トリガは一般的な呼イベントに限定されており、その結果「擬陽性」が生ずる。WINトリガが、移動体発信(origination)のような、一般的なトリガである場合、サービス・ロジックは一層複雑な許可(entry)判断基準を有してもよく、サービス許可判断基準を満たさない場合、遅延を長引かせずに、呼を進展させるようにすることもできる。] [0009] 本発明の実施形態は、標準化されたメッセージングおよびインターフェースだけでなく、基本的WIN技法も用いる。MSC販売業者および/またはネットワーク運営業者のWIN能力の実現例によっては、MSCに対する変更だけでなく、標準化されているトリガに対するある種の拡張も必要となる場合もある。WINトリガおよびWIN状態機械によって提供される機能および能力は、MSCまたはパケットベースのソフトスイッチ(SoftSwitch)にも直接移転することができる。] [0010] ANSI−WINまたはAIN これまでに開発されているWIN能力は、サービスに依存しない。以下の3つの標準パッケージは、TIA(電気通信工業連合)TR−45エンジニアリング委員会によって開発されたまたは開発されているものである。 ・パッケージ1(WINフェーズ1):アーキテクチャを定め、基本的な発呼および着呼に対する最初のトリガおよび能力の集合体(batch)を提供し、発呼側名称提示、着信呼選別(screening)および音声制御サービスのような基本的なサービスをサポートする。(標準文書は、TIA/EIA/IS−771として公開されている)。 ・パッケージ2(WINフェーズII):2番目のトリガおよび能力の集合体を提供し、前払い、無料電話、プレミアム料金、および課金の助言というような、課金サービスをサポートする。(標準文書は、前払いについてはTIA/EIA/IS−826として、そしてその他の課金サービスについては848として公開するように推奨されている。) ・パッケージ3(WINフェーズIII):3番目のトリガおよび能力の集合体を提供し、位置検出に基づく課金、車隊および資産管理、位置検出に基づく情報サービス、および改良呼ルーティングというような、位置検出に基づくサービスをサポートする。(標準文書は、現在作成中であり、TIA/EIA/IS−843として公開されることになっている。)] [0011] CAMEL CAMELの詳細な機能の説明は、CAMEL仕様書TS22.078(段階1)、TS23.078(段階2)、およびTS29.078(段階3)に一通り記載されている。] [0012] フェーズ1:CAMELフェーズ1は、非常に基本的な呼制御サービスを定めただけであるが、CAMEL基本呼状態モデル(BCSM)の概念をインテリジェント・ネットワーク(IN)に導入した。フェーズ1は、呼を阻止する(接続の前に呼を解放する)、呼を不変のまま継続させる、または継続させる前に限定数の呼パラメータを修正させる能力をgsmSCFに与える。また、gsmSCFは、呼のステータスを監視してある種のイベント(呼接続および切断)を検出すること、およびイベントの通知に対してしかるべき処置を講ずることもできる。] [0013] フェーズ2:CAMELフェーズ2は、フェーズ1において定められた能力を強化した。フェーズ1の機能(facilities)をサポートすることに加えて、フェーズ2は以下を含む。 ・追加のイベント検出ポイント。 ・帯域内相互作用または非構造型補助サービス・データ(USSD:Unstructured Supplementary Service Data)相互作用による告知、音声催促、および情報収集を用いた、ユーザとサービスとの間における相互作用。 ・呼期間の制御、および課金情報の助言の移動局への転送。] [0014] gsmSCFには、補足サービス明示的呼転送(ECT)、呼偏差(CD:Call Deflection)、および多人数通話(MPTY)の実施(invocation)に関して通知することができる。 後処理を容易にするために、サービング・ノードからの課金情報は、通常の呼記録に統合することができる。] [0015] フェーズ3:CAMELの第3フェーズは、フェーズ2の能力を強化した。以下の能力が追加された。 ・過付加を回避する機能のサポート。 ・ダイアル・サービスをサポートする能力。 ・(非)到達可能性およびローミングのような、移動性イベントを扱う能力。 ・GPRSセッションおよびPDPコンテキストの制御 ・回線交換およびパケット交換双方のサービス提供ネットワーク・エンティティを通じた、移動体発信SMSの制御。 ・SoLSA(局所化したサービス・エリアのサポート)との相互作業。この相互作業に対するサポートは任意である。 gsmSCFには、補足サービス、使用中加入者に対する呼完了(CCBS:Call Completion to Busy Subscriber)の呼び出しについて通知することができる。] [0016] フェーズ4:CAMELの第4フェーズは、フェーズ3の能力の上に構築された。以下の機構が定められた。 ・回線交換移動体間呼の最適ルーティングに対するCAMELサポート。 ・gsmSCFが、既存の呼において追加の相手を得る能力(発呼側処理)。 ・gsmSCFが、既存の他の呼のいずれにも関係しない新たな呼を発信する能力(発呼側処理−新たな呼)。 ・発呼側接続の改良処理に合わせた能力(発呼側処理)。 ・ 回線交換およびパケット交換双方のサービス提供ネットワーク・エンティティを通じた移動体終端SMSの制御。 ・ gsmSCFがIPマルチメディア・サブシステム(IMS)においてセッションを制御する能力。 ・gsmSCFが、固定または可変のトーン・シーケンスを再生することをgsmSCFに要求することができる。] [0017] CAMELフェーズ4では、CAMELフェーズ3の完全なサポートに加えて、新たな機能のうち、限られた部分集合のみをサポートする。] [0018] 本明細書において記載する本発明の技法および概念は、広く用いられているIS−136(TDMA)、GSM、およびOFDMワイヤレス・システムを含む時分割および周波数分割多重(TDMA/FDMA)無線通信システム、ならびにCDMA(IS−95、IS−2000)や全世界移動体電気通信システム(UTMS)のような符号分割無線通信システムに適用される。後者は、W−CDMAとして知られている。先に論じた汎ヨーロッパ・デジタル移動通信システム(GSM)は、本発明を用いることができる一例であるが、排他的な環境ではない。] [0019] 現在、特定のサイトにおけるサービスの拒否は、無線ジャマー(radio jammer)によって行われている。セル・フォン・ジャマーとは、その至近において全てのセル・フォン・トラフィックに対して一時的な「不感帯」を発生するデバイスである。ジャマーは、人質事件や爆弾による脅迫の間通信を制御するまたは混乱させるために、警察や軍によって合法的に用いられている。多くの国では違法であるが、個人用および家屋用セル・フォン・ジャマーは増々入手可能になり、小型化およびコスト低下が進んでいる。] 発明が解決しようとする課題 [0020] 本発明の実施形態は、緊急サービス通話を阻害することなく、そしてワイヤレス・ネットワーク提供業者(WNP)の無線ネットワークの動作を妨害することなく、セル・フォン無線ジャマーによって提供されるサービスを複製するために用いることができる。米国特許出願第11/198,996号に記載されているように、運営業者のネットワークを構成し直し、ページング・エリア間で移行するときに移動体デバイスが送信する際の標準的な挙動を拠り所とすることによって、ジェオ・フェンシング位置検出に基づく(geo-fencing location-based )サービス・アプリケーションをトリガすることができる。米国特許第6,782,264号、"Monitoring of Call Information in a Wireless Location System"(ワイヤレス位置検出システムにおける呼情報の監視)に記載されているように、そして米国特許出願第11/150,414号、"Advanced Triggers for Locaion-based Service Applications in a Wireless Location System"(ワイヤレス位置検出システムにおける位置検出に基づくサービス適用のための高度誘起装置)において拡張されているようにリンク監視システム(LMS)を用いることによって、移動体デバイス送信またはネットワーク・トランザクションを監視することができ、そして、移動体デバイス固体情報、低精度位置検出(セルID、セクタID、タイミング進み、往復時間、または片道時間)、受信ダウンリンク(BTSから移動体へ)信号パワー・レベル、および無線チャネル情報(例えば、周波数、タイムスロット、ホップ・パターン、コード・シーケンス等)を抽出することができる。本発明の概念は、位置検出に基づいて呼制御用ワイヤレス・インテリジェント・ネットワークを用いて運営業者に選択的にページング・エリア内または閉鎖した対象エリア内においてサービスを許可させることによって、既に教示されているジェオフェンス構築の概念を元に拡大する。] [0021] ワイヤレス通信ネットワーク(WCN)は、これらが配備されている地理的エリアにおいて通信を提供するように設計されている。しかしながら、カバレッジ・エリア内において、ある種の地理的エリア/ボリュームには、二次元または三次元多角形によって記述することができるものがあり、可能であれば予め特定されている(例えば、ホワイト・リスト上で)ある種の加入者を除いて、一般的な加入者母集団へのワイヤレス・サービスを拒否または制御することが望ましいものもある。ワイヤレス・サービスの拒否は、多くの方法で遂行することができ、当該エリアに対する無線カバレッジをディスエーブルすること、無線ジャマーを採用すること、多セル・サービス・エリアに基づくサービスの拒否、またはトランザクションの発生または終了のセル/セクタに基づいてサービスを拒否することが含まれる。] [0022] 本発明の実施形態は、セルまたはセクタの部分集合として除外エリアを設定することにより、サービス拒否の分解能を高めることを可能にして、既存の方法を改善する。除外エリアは、隣接するセルまたはセクタあるいは隣接するワイヤレス・ネットワークのサブセクションとして設定することもできる。また、代表的実施形態に独特なのは、高度、速度、方位、または優先順位に基づいてサービスを拒否できることである。本明細書に記載する発明的システムおよび方法は、ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキングの、開始イベント(発信または着信)が移動体交換局において発生したときに通知する能力と、WINの呼最中呼処理を可能にする能力とを、受動的ネットワーク監視および高精度ワイヤレス位置検出の能力(capabilities)と共に用いて、選択的エリア・ベースの呼拒否サービスを提供する。] [0023] オーバーレイされたワイヤレス位置検出システム(WLS)をもつ1つ以上のワイヤレス通信ネットワーク(WCN)に対する移動体デバイスのアクセスの制御において用いる方法の一例では、少なくとも1つのWCNの1つ以上の予め定められたシグナリング・リンクの集合を監視し、移動体デバイスと関連のあるイベントを検出する。次に、このシステムは、WLSの低精度位置検出機能を用い、移動体が定められた対象エリア内にあり、定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定する。次に、このシステムは、WLSの高精度位置検出機能を用い、移動体デバイスの正確な地理的位置を判定し、それに基づいて、移動体デバイスが静穏ゾーン内にあるか、または少なくとも静穏ゾーンの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認する。最後に、例えば、電気通信事業者によって確立された予め定められた規則に応じて、ワイヤレス通信ネットワークへの移動体デバイスのアクセスを制限する。この手法は、高精度位置検出機能にかかる負荷を極力抑えつつ、フェンスされるエリアを一層細かく定めることを可能にする。近接度しきい値は、基礎となる位置検出技術の精度に基づくことが好ましい。] [0024] 本発明は、一連の位置検出方法を用いて、ジェオフェンスされた静穏ゾーンをより良く定めつつ、WCNおよびインテリジェント・ネットワークにかかる負荷を最小限に抑えることによって、既に定められているジェオフェンス構築の概念を拡大する。また、本発明のシステムおよび方法は、移動体デバイスの侵入に対して、選択可能な外部処置を可能にする。例えば、この外部処置は、1)サービスの拒否、2)接続を許可するが、合法的な傍受記録、または地区当局との三方向通話を伴う、3)呼のメッセージ・センタへの再ルーティングを含むことができる。] [0025] 本発明のその他の形態については、以下に説明する。] 図面の簡単な説明 [0026] 以上の摘要、および以下の詳細な説明は、添付図面と関連付けて読んだときに、一層深く理解することができる。本発明を例示する目的で、図面には本発明の例示的構造を示すが、本発明は、開示する特定の方法や手段に限定されるのではない。図面において、] [0027] 図1は、現在のジェオフェンシングの概念および用語を模式的に示す。] 図1 [0028] 図2aは、ジェオフェンスされたエリアが複数のセル・セクタの一部と重複する場合における、現在のジェオフェンシングの概念を模式的に示す。] 図2a [0029] 図2bは、ジェオフェンスされたエリアがセルおよびセクタよりも小さい場合における、現在のジェオフェンシングの概念を模式的に示す。] 図2b [0030] 図2cは、静穏ゾーンが複数のワイヤレス通信ネットワーク内に配備され、複数の異なるエア・インターフェース(無線アクセス)技術を用いて静穏ゾーンをカバレッジとする場合における、静穏ゾーン、曖昧エリア、および対象エリアを模式的に示す。] 図2c [0031] 図3は、本発明の一形態による、静穏ゾーン・プロビジョニング手順を示す。] 図3 [0032] 図4aおよび図4bは、セッション開始時におけるサービス拒否のステップを示す。 図4aおよび図4bは、セッション開始時におけるサービス拒否のステップを示す。] 図4a 図4b [0033] 図5aは、サービスのセッション中における拒否のステップを示す。 図5bは、サービスのセッション中における拒否のステップを示す。 [図5]] 図5a 図5b [0034] 図5は、対象エリア、WINトリガ、およびWLSトリガを設定し、新たな移動体デバイスを更新し、サービス・エリア内外双方において移動体イベントに応答するプロセスを示すフロー・チャートである。] [0035] 図6は、GSMおよびUMTSネットワークに合わせたCAMELワイヤレス・インテリジェント・ネットワーク相互接続および機能ノードを模式的に示す。] 図6 [0036] 図7は、GSMおよびUMTS無線アクセス・ネットワークの機能コンポーネントの模式的表現である。] 図7 [0037] 図8は、IS−95を含むANSIネットワークに合わせたAINワイヤレス・インテリジェント・ネットワーク相互接続、および機能ノードを模式的に示す。] 図8 [0038] 図9は、本発明の実施形態が用いる呼最中位置検出(mid-call location)に対するセルIDおよび測距手法のトポロジ図である。] 図9 [0039] 図10は、GPRSセッション制御の代表的実現例を模式的に示す。] 図10 [0040] 図11は、本発明の一実施形態によるWLSの別の図を模式的に示す。] 図11 実施例 [0041] これより、本発明の代表的実施形態について説明する。最初に、課題の全体像を詳細に示し、次いで本願の解決策について更に詳細に説明する。GSM無線アクセス・ネットワークおよびCAMEL INを代表的な例として提示するが、本発明の範囲を限定することを意図しているのではない。] [0042] 定められたエリア内における位置に基づくサービスの移動体デバイスに対する可用性を制御するためには、音声呼、SMSメッセージング、およびGPRSデータ・セッションを突き止めれば(locate)よく、定められたサービスを拒否する方法がある。このシステムは、許可されている加入者に対する影響を最小限に止めて機能し、しかもサービスを拒否するために直ちに機能しなければならない。] [0043] ワイヤレス位置検出システムの一例(例えば、TruePosition Finder(商標)U−TDOAまたはUTDOA/AoA位置検出システム、ならびに米国特許第5,327,144号"Cellular Telephone Location System"および第6,047,192号"Robust Efficient Localization System"に記載されているシステム)は、必要とされる高速制御チャネル位置検出および呼最中位置検出能力を提供することができる。ワイヤレス位置検出システムは、Agilent Access7動作サポート・システム(OSS)に対する変更として利用可能なリンク監視システム(米国特許出願第11/198,996号"Geo-fencing in a wireless location system"(ワイヤレス位置検出システムにおけるジェオフェンシング)および米国特許第6,119,000号"Method and approach for tracking identity-code changes in a communications system"(通信システムにおけるアイデンティティ・コード変化を追跡する方法および手法)を参照のこと)によってトリガされる。尚、LMSの能力は、ワイヤレス通信ネットワーク機器にも内蔵できることを注記しておく。図7は、GSMおよびUMTS二重モード・ネットワークにおけるリンクのLMS監視を示す。] 図7 [0044] 移動体発の音声呼およびSMSの場合 MOおよびMO−SMSイベントの開始が対象エリアにおいて行われると、低精度の位置検出技術によってこれらを突き止める。この位置推定値が、静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性があることを示す場合、呼の設定を停止させつつ、高精度位置検出を実行する。静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性がない場合、周期的に、即ち、呼最中位置検出によって、加入者の位置を検出し、呼の最中に静穏ゾーンに進入したか否か判定する。呼の最中に静穏ゾーンに進入した場合、その呼を終了させる。] [0045] 移動体着信の音声呼およびSMSの場合 MT音声およびMT−SMSイベントの開始が対象エリアにおいて行われると、低精度の位置検出技術によってこれらを突き止める。この位置推定値が、静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性があることを示す場合、呼の設定を停止させつつ、高精度位置検出を実行する。静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性がない場合、その呼を移動体まで到達させて、周期的に、即ち、呼最中位置検出によって、加入者の位置を検出し、呼の最中に静穏ゾーンに進入したか否か判定する。呼の最中に静穏ゾーンに進入した場合、その呼を終了させる。] [0046] 周期的登録−アイドル・モード ネットワークまたは対象エリア(1つ又は複数)に対して周期的登録がイネーブルされた場合、低精度技術によって、その対象エリア内にあってアイドル状態にあり周期的に登録する移動体の全ての位置を検出する。この位置推定値が、静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性があることを示す場合、高精度の位置検出を実行する。高精度位置検出によって、静穏ゾーン内にあることが示された場合、コントローラ(例えば、SCP801(図8)またはgsmSCF1001(図10))が、ワイヤレス通信ネットワークを有するインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始して、着信呼、SMS,またはデータ・セッションについて、移動体デバイスが利用可能でないこと、即ち、音声メールに行くこと、または到達不可、使用不可能指示を返送する。] 図10 図8 [0047] ネットワークまたは対象エリア(1つ又は複数)に対して周期的登録がイネーブルされていない場合、その対象エリア内にあってアイドル状態となっている移動体全てに、ヌル−SMSメッセージングまたはCAMEL 3/4 AnyTimeInterrogation(ATI)手順によって、周期的にポールすることができる。ポールするときに、アイドル状態の移動体(1つ又は複数)の位置を低精度で検出する。この位置推定値が、静穏ゾーン(1つ又は複数)内にある可能性があることを示す場合、高精度位置検出を実行する。高精度位置検出によって、静穏ゾーン内にあることが示された場合、コントローラは、ワイヤレス通信ネットワークを有するインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始して、着信呼、SMS,またはデータ・セッションについて、移動体デバイスが利用可能でないこと、即ち、音声メールに行くこと、または到達不可、使用不可能指示を返送する。] [0048] 音声呼の呼最中拒否の場合 対象エリアに入ったときに移動体が呼の最中である場合、高精度位置検出を実行し、移動体の識別をチェックする。移動体デバイスがブラック・リストに載っている場合、その呼を中断させる。移動体デバイスがグレー・リストに載っている場合、その移動体を、今後の周期的高精度位置検出のために、優先キューに追加することができ、あるいは呼セッションまたはデータ・セッションを終了させることもできる。移動体デバイスがホワイト・リストに載っている場合、サービスの拒否も、今後の位置検出も予定に入れない。] [0049] 曖昧エリア(即ち、移動局が静穏ゾーンに進入した可能性があると思われるとき)に入ったときに移動体が呼の最中である場合、高精度位置検出を実行し、移動体の識別をチェックする。移動体デバイスがブラック・リストに載っている場合、その呼を中断させる。移動体デバイスがグレー・リストに載っている場合、その移動体を、今後の周期的高精度位置検出のために、優先キューに追加することができ、今後のサービスを拒否すること、あるいは現在の呼セッションまたはデータ・セッションを終了させることができる。移動体デバイスがホワイト・リストに載っている場合、サービスの拒否も、今後の位置検出も予定に入れない。] [0050] 移動体に割り当てられる優先度レベルは、運営業者の入力、対象エリアへの進入地点(対象エリア内における対象エリアからの距離または道路またはゲートと関連のある位置における距離のような)、あるいは速度(対象エリア内における速度および対象エリアに向かう方位のような)に応じて設定することができる。速度、方位、および近接度は、本発明によれば、乏しい高精度資源の優先順位を決めるために用いることができる。移動体デバイスが概略的に静穏ゾーンに向かっている場合、システムは位置検出技術を高精度に高めて、呼最中位置検出率を高めることができる。GSMでは、CGIから開始して、CGI+TAに移動し、次いでU−TDOAの前にECIDに移動することができる。静穏ゾーンに受かって高速で移動すると、直ちにU−TDOAに切り換えられ、静穏ゾーンへの侵入が妨げられる可能性がある。速度、方位、および近接度のその他の面には、予備U−TDOAサイクルの割り当て、または、移動体デバイスが許可されている挙動(例えば、対象エリアを通過する道にいて高速で移動する人)に従っている場合、優先度の降格を含むことができる。] [0051] CAMELフェーズ4では、CGIベースのサービス・エリア識別子が導入された。SAIを用いて、同じLA(位置検出エリア)に属する1つ以上のセルから成るエリアを特定する。このようなエリアをサービス・エリアと呼び、UE(ユーザ機器)の位置をCN(コア・ネットワーク)に示すために用いることができる。SAC(サービス・エリア・コード)は、PLMN−Id(公開陸線移動体ネットワーク識別子)およびLAC(位置検出エリア・コード)と共に、サービス・エリア識別子を構成する。SAI=PLMN−Id+LAC+SACとなる。SAIは、1つのセルに至るまでエリアを特定するために用いることができ、本発明においては、静穏ゾーンを重複するセル、静穏ゾーンを包囲するセル、または静穏ゾーンに近接するセルを特定するために用いることができ、これらのエリアに基づくキャメル・トリガリングに備えることができる。] [0052] CAMEL相互作用 ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキング(例えば、この例では、GSMおよびUMTS無線アクセス・ネットワークに対応するCAMELシステム)の動作では、HLRの中にある移動体加入者の加入情報の一部として、トリガ(CSI−CAMEL加入者情報)を含ませる必要がある。これらのトリガは、移動体がネットワークに接続するときそしてネットワーク周囲を移動するときに、しかるべきVLRに転送される。CSIには2つの基本的なタイプがあり、それは、O−CSI(発信元−CAMEL加入者情報)およびT−SCI(着信側−CAMEL加入者情報)である。CAMELをサポートする音声サポートの早期フェーズ(1および2)、後のCAMEL(3、4、X)のフェーズは、CSIの多くの変形を含み、GPRS(GPRS−CSI)およびSMS(OSMS−CSIおよびTSMS−CSI)に対して本発明の概念を実現するために必要なものを含む。] [0053] 本発明の代表的実施形態では、デフォルトの1組のトリガが、静穏ゾーンをカバレッジとするサービングMSCにプロビジョニングされている。場合によっては(サービングMSCがゲートウェイMSCではない場合の移動体着信呼)、デフォルトのトリガ集合をゲートウェイMSCにおいてプロビジョニングし、実装しなければならない場合もある。HLRが発生するトリガは、副トリガ集合となり、本発明によって許される場合にのみ実装される。] [0054] 音声呼 移動体発信呼の場合 アクティブな発信元CAMEL加入情報(CSI)がVLRにおいてMSの呼設定中に発見された場合、訪問先(サービング)サービス切換機能(VSSF)(当該MSC)がInitialDetectionPointメッセージをgsmSCF(SCP)に送り、VMSCは呼処理を保留にする。InitialDetectionPointは、サービス・キー、被呼および発呼側番号、発呼側のカテゴリ、位置番号(location number)、ベアラ能力、イベント・タイプ基本呼状態モデル(BCSM:Basic Call State Model)、位置情報、ならびに国際移動局固体情報(IMSI)を常に収蔵していなければならない。] [0055] 移動体着信呼の場合 移動体着信呼の場合、質問元(interrogating)PLMNにおけるゲートウェイMSC(GMSC)が、MSISDNの補助によって、被呼側のHLRを特定する。次いで、GMSCは、RoutingInformation-RequestをHLRに送る。HLRは、被呼側のCSIをチェックし、加入者記録に格納されている情報をGMSCに返送する。すると、GMSCはCSIにしたがって動作することになる。着信側CSIがアクティブである場合、検出ポイント(DP)のトリガ判断基準が満たされ、呼処理を保留する。InitialDPメッセージは、サービス・キー、被呼側番号、イベント・タイプBCSM、およびIMSIを常に収蔵しており、これがSCPに送られて、サービス・ロジック実行が開始される。その後、CAMEL特定処理が開始される。] [0056] 本発明では、ゲートウェイMSCがサービングMSCとなり、ゲートウェイMSCには、加入者選択的、エリア・ベースのサービス拒否システムが、移動体−着信音声呼に対応して機能し、場合によってまたは販売業者特定実現例によっては、移動体着信SMSメッセージに対応して機能するために、正しいトリガがプロビジョニングされていなければならないことに、注意されたい。] [0057] SMS GSMについてのSMS参考文献(SMS References)は、二点間ショート・メッセージ・サービスの3GPP TS03.40技術的実現、ならびにショート・メッセージ・サービス(SMS)およびCAMEL 3GPP TS22.078の3GPP TS23.040技術的実現である。] [0058] SMS−発信 SMS−発信は、OSMS−CSIトリガを用いたMO呼と同様に、MSC/VLRにおいて阻止することができる。この機能は、CAMELフェーズ3に準拠したシステム(MSC/VLR、SCP、HLR)を必要とすることに注意されたい。] [0059] SMS−着信 SMS−着信は、TSMS−CSIトリガを用いたMO呼と同様に、MSC/VLRにおいて阻止することができる。この機能は、CAMELフェーズ3に準拠したシステム(MSC/VLR、SCP、HLR)を必要とすることに注意されたい。] [0060] GPRS CAMELによる総合無線パケット・サービス(GPRS)制御は、CAMELフェーズIIIにおいてイネーブルされた。移動体インテリジェント・ネットワークのGPRSとの併合によって、SCPは、リンクを監視し、GPRSアカウンティングを実現することに加えて、接続、取り消し等のようなGPRSの動作だけでなく、GPRSサービスに対する制御も実行することが可能になった。図12は、CAMELフェーズIIIおよび本発明に合わせた、SCPのSGSNへの相互接続を示す。] [0061] GPRS CSIは、本発明の機能(functioning)に必要な情報を収蔵する。GPRS−CSIは、以下の情報を収蔵する。gsmSCF(SCP)アドレス、サービス・キー、デフォルトGPRS処理、TDPリスト(トリガ検出ポイント・リスト)、CAMEL能力処理、CSI状態、通知フラグ、およびCSI用gsmSCFアドレス・リスト。] [0062] gsmSCFアドレス−これは、サービス相互作用、即ち、gsmSCFまたはSCPに用いられるCSE(CAMELサービス環境)の固体情報である。これは、訪問先ネットワークがgsmSCFおよびルート・シグナリングをしかるべく特定することを可能にするグローバル・アドレスによって構成されている。] [0063] サービス・キー−また、CSIは、加入者のOSSに関する情報も収蔵し、これをサービス・キーと呼ぶ。これは、gsmSCFによって用いられるサービス・ロジックを特定するために用いられる。これは、HPLMNによって管理され、VPLMN/IPLMNによってgsmSCFに透過的に渡される。] [0064] デフォルト呼処理−これは、gprsSSF(SGSN)とgsmSCFとの間のダイアログにおいてエラーがあったときに、呼を解放すべきかまたは継続させるべきかを示す。これの一例は、gprsSSFからの要求を繰り返し再送信したにも拘わらず、gsmSCFによって承認されないときが考えられる。各サービス・キーには、デフォルトの呼処理設定が関連付けられている。] [0065] TDP(トリガ検出ポイント)リスト−これは、どの検出ポイントにおいてCAMELトリガリングが発生するかを示す。] [0066] 図1 図1は、本発明の一実施形態をワイヤレス、セルラ・ネットワーク102において配備した場合の例を示す。静穏ゾーン(QZ)101は、呼制御が望まれる地理的エリアである。QZ101は、任意の度合いに大きさまたは形状を決定することができる。QZ101は、セルの一部、セクタの一部を含むことができ、あるいは複数のセクタおよび/または複数のセルを含むこともできる。QZ101は、複数のワイヤレス通信ネットワーク102に跨ることができ、複数のワイヤレス通信ネットワーク102は地理的QZ101エリアをカバレッジとすること、または複数のMSCカバレッジ・エリアを有し、QZ101をMSC毎にサブゾーンに分割することができる。実際には、QZ101は、ネットワーク毎および/またはカバレッジMSC毎に独立して構成することができ、ネットワーク間またはカバレッジMSC間で通信や調整を行う必要はない。] 図1 [0067] 曖昧エリア104は、用いられているワイヤレス位置検出技術の精度限界を克服するために呼制御を実行する地理的エリアを表す。曖昧エリア104の多角形は、各ワイヤレス運営業者のネットワークによって(またはに合わせて)作られ、静穏ゾーン101をカバレッジとする。曖昧エリア104の形状および面積は、静穏ゾーン101周囲において予測または測定した位置検出の不確実性に基づく。曖昧エリア104は、位置検出技術毎そして位置検出計算毎に、リアル・タイムで作成することができる。曖昧エリア104は、選択的エリア・ベースのサービス拒否サービスの実現に対する影響を、可能な限り最小の面積および最小数の移動体デバイスに抑えるように作成されている。ジェオフェンス境界103を決定するには、セルラ・ネットワーク102においてページングまたはサービス・エリアを設定する。移動体デバイスの挙動ならびにWCNパラメータおよび設定値の使用は、"Geo-fencing in a wireless location system"(ワイヤレス位置検出システムにおけるジェオフェンシング)と題する米国特許出願第11/198,996号において導入された。尚、曖昧エリアは、ワイヤレス位置検出システムの精度によって決定してもよいことは、注記してしかるべきであろう。これは、静穏エリア周囲に境界を形成し、静的とすることができ、検査用の呼および/または予測モデリングによって、または動的に決定することができ、位置検出の試行毎に誤り推定値を検査して、移動体デバイスが静穏ゾーン内にある可能性があるか否か調べることができる。静穏ゾーンは、地理的に決定されるエリアであり、最初に決定される。対象エリアは、静穏ゾーンの上に位置する無線フットプリントによって2番目に決定される。] [0068] 対象エリア(Aol)105は、無線イベントの受動的な監視がイネーブルされている地理的エリアである。Aol105は、WCS(セルおよび/またはセクタ)のアンテナ放射パターン、およびジェオフェンス境界103を形成するWCSのブロードキャスト設定値によって形状が決まる多角形となる。Aol105に進入する任意の移動体デバイスは、アイドル状態であれば登録を行い、アクティブ状態であればハンドオフを行う。電源を切ったままAoI105に進入した移動体デバイスは、アクティブになる前に、登録を行う。AoI105は、曖昧エリア104内部にある移動体デバイスがAoAの外から通信のためにアンテナを用いることができないような大きさとされている。] [0069] 図2a、図2b、図2c 図2aは、静穏ゾーン101のエリアが、ワイヤレス通信ネットワーク102の複数のセルおよびセクタに跨って広がっている場合に配備される静穏ゾーン101、曖昧エリア104、および対象エリア105を模式的に示すために用いられる。] 図2a 図2b 図2c [0070] 図2bは、静穏ゾーン101のエリアがワイヤレス通信ネットワークの1つのセクタ内に配備された場合に配備される、静穏ゾーン101、曖昧エリア104、および対象エリア105を模式的に示すために用いられる。] 図2b [0071] 図2cは、静穏ゾーン101のエリアが複数のワイヤレス通信ネットワーク内に配備され、異なるエア・インターフェース(無線アクセス)技術を用いて、静穏ゾーン101のエリアをカバレッジとする場合に配備される静穏ゾーン101、曖昧エリア104、および対象エリア105を模式的に示すために用いられる。この例では静穏ゾーン101は1つしかないが、曖昧エリア201、202、203、204が、各々可能性のあるサービングMSC216、217、218、219となり得るワイヤレス通信ネットワーク213、214、215毎に、そして利用可能な位置検出技術毎に存在する。同様に、対象エリア205、206、207、208、および定められたジェオフェンス境界209、210、211、212が各ワイヤレス通信ネットワーク213、214、215、および可能性のある各サービングMSC216、217、218、219に割り当てられており、したがって、これらの各々に一意である。] 図2c [0072] これを再度述べると、ワイヤレス通信ネットワーク「A」213は、2つの可能性のあるサービングMSC216および217を有し、そのカバレッジ・エリアは静穏ゾーン101を含む。WCN A MSC216および217の各々は、それぞれ、異なるジェオフェンス境界209および210によって形成される別個の対象エリア205、206と、一意の曖昧エリア201、202とを有する。ワイヤレス通信ネットワーク「B」214は、1つのサービングMSC218を有し、そのカバレッジ・エリアは静穏ゾーン101を含む。WCN「B」214のサービングMSC218は、用いられる位置検出技術に基づいて、ジェオフェンス境界211によって形成される別個の対象エリア207と、一意の曖昧エリア203とを有する。ワイヤレス通信ネットワーク「C」215は、1つのサービングMSC219を有し、そのカバレッジ・エリアは静穏ゾーン101を含む。WCN「C」215のサービングMSC219は、WCNC212において用いられる位置検出技術に基づいて、ジェオフェンス境界212によって形成される別個の対象エリア208と、一意の曖昧エリア204とを有する。] [0073] 図3−プロビジョニング 図3は、代表例として、広く配備されている特殊移動体グループ(GSM)無線アクセス・ネットワーク、およびGSM無線アクセス・ネットワークと共に通例用いられているCustomized Applications for Mobile networks Enhanced Logic(CAMEL)インテリジェント・ネットワークを用いる場合に従うことができる、本発明によるプロビジョニング・プロセスを示す。GSMシステムおよびCAMELネットワークの双方は、ヨーロッパ電気通信標準期間(ETSI)および第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって標準化されている。] 図3 [0074] プロビジョニング・プロセス(図3に示す)の最初の段階は、静穏ゾーンのモデリングおよび/または調査、ならびに対象地理的エリアの決定、更にこれらの地理的座標を、セルおよびセクタID(CGI)ならびにタイミング進み帯域(Timing advance bands)のような、無線システム・パラメータに変換することを含む。曖昧エリアの決定は、利用可能な位置検出技術の正確度、および実行する特定の位置検出解明(fix)の精度に基づいて、リアル・タイムで遂行される。] 図3 [0075] 一旦ネットワークおよび地理的マッピングが完了したなら、MSCにおいて、続いて影響を受ける核BTSにおいて、対象エリアに一致するページング・エリア(GSMにおける位置検出エリア)の形成を実行する。対象エリアが複数のMSCエリアに跨る場合、複数のMSCがページング・エリアのインスタンス化を繰り返す。] [0076] MSC(1つ又は複数)は、インテリジェント・ネットワーク(GSMの例では、これらのトリガはCSIまたはCAMEL加入者情報である)トリガ集合を有する。MSCの能力、MSCの販売業者の好み、またはワイヤレス・ネットワーク提供業者(WNP)の設定値に応じて、必要十分なIN機能を配信するためには、MSCアプリケーション・ソフトウェアまたはインターフェース・オプションに余分な変更を加えることが必要となる場合もある。] [0077] この同じサービス前プロビジョニング期間中に、コントローラには、ネットワークおよび地理的マッピングから拾い集めた情報がプロビジョニングされ、対象エリアおよび全てのパラメータが、MSC(1つ又は複数)にプロビジョニングする際に用いられるものと一致するようになっている。コントローラは、シグナリング・システム7(SS7)ネットワークに常駐するようにプロビジョニングされ、MSC(1つ又は複数)との通信が可能となるように、発信および着信ポイント・コード(OPCおよびDPC)が付与される。] [0078] サービス前プロビジョニング期間中、または選択的エリア・ベースの呼拒否システムのラン・タイム動作中のいずれかにおいて、コントローラに設置したデータベースに、移動体デバイス識別子(GSMでは、これらは移動体加入者統合サービス・ディジタル・ネットワーク番号(MS−ISDN)、国際移動体加入者個人情報(IMSI)、または国際移動機器固体情報(IMEI)である)を入力することができる。尚、コントローラが対象の移動体のHLRにアクセスすることができてもよく、あるいはLMSが陸側ネットワーク(GSMの例では、これはGSM−MAPネットワークとなる)を監視していてもよく、つまり永続的加入者識別を変換する(GSMの例では、MS−ISDNを用いて、HLRにIMSIを要求する)またはLMSを通じて発見してもよい。] [0079] サービス前プロビジョニング期間中、LMSを配備し、ネットワークおよび地理的マッピングから得られた情報をプロビジョニングして、対象エリア内にあるセル−ID/セクタ(GSMでは、CGI)をLMSトリガとして配置する。以後、LMSは、対象エリア内部における移動体着信、SMS着信、移動体発信、SMS発信のようなイベントを収集し、それについて報告する。] [0080] サービス前プロビジョニング期間において、TDOAまたはTDOA/AoA WLSが位置検出に基づくサービス(LBS)の目的で未だ設置されていない場合、これを設置し、較正し、最適化する。コントローラとWLS(この例では、ATISによって標準化されたLbisインターフェース)との間におけるタスキング・インターフェース(tasking interface)をこの時点でプロビジョニングする。] [0081] 図4aおよび図4b−並列検出、直列処理 図4aおよび図4bは、代表例として、広く配備されている特殊移動体グループ(GSM)無線アクセス・ネットワーク、およびGSM無線アクセス・ネットワークと共に通例用いられているCustomized Applications for Mobile network Enhanced Logic(CAMEL)インテリジェント・ネットワークを用いる場合に従うことができる、本発明によるプロセスを示す。特に、図4aおよび図4bに記載する方法は、サービス直観(service intuition)における音声サービスまたはデータ・サービスの拒否に関する。] 図4a 図4b [0082] 本発明のラン・タイム動作は、サービングMSCおよび配備されたLMSによるトリガリング・イベントの並列検出から開始する。MSCにおいて、このトリガリング・イベントが(INトリガリング・イベントでは通常通りであるが)MSCに処理を保留させ、IN(GSMの例ではCAMEL)機能(facilities)またはINシステムに類似する機能を用いて、コントローラに通知させる。] [0083] コントローラは、トリガリング・メッセージ(CAMELでは、このメッセージを初期判断ポイントまたはInitDPと呼んでいる)を受信すると、Init DPメッセージの内容を分析して、トリガリング・イベントが対象エリア(AOI)内部で発生したのか否か判定する。この最初のフィルタは、セルIDまたはセル/セクタID(GSMの例では、セル・グローバル固体情報(CGI)がいずれにも対応する)に基づく。コントローラが一致を発見した場合、呼はAOI内部であると予測し、更に別の分析をこの呼に対して行う。逆に、この最初のフィルタ段階において、AOIセル/セクタ・リスト内において一致を発見できなかった場合、コントローラはINセッションを終了し、回答(GSM/CAMELの例では、この回答は継続メッセージとなる)メッセージを、RequestReportBCSMEvent(RRB)メッセージと共に、MSCにCZCシグナリング・システムを通じて送る。CZCは、RRBメッセージにおいて、少なくとも回答および切断イベントを要求する。また、No_Answer(無回答)、Busy(通話中)、Abandon(放棄)等のような、他のイベントを要求することもできる。回答メッセージングは、MSCに呼処理を進めさせるだけでなく、追加の判断時点も設定させ、呼状態機械または呼モデルを実装させて、コントローラが、この呼セッションまたはデータ・セッションを制御するために、今後シグナリングを送ることを可能にする。] [0084] 最初のライン・フィルタを通過できなかった全てのトリガリング・メッセージについて、移動体固体情報を、可能な場合にはサービング・セルまたはセル/セクタIDと共に用いて、アクティブな移動体デバイスに対してLMSが発生した報告を、MSCが生成したINトリガと照合する。次いで、生成した呼記録を、コントローラによって、LMSが提供した範囲情報を用いて分析する。この範囲情報は、例示するGSM/CAMELシステムでは、タイミング進み(TA)から得ることができ、CDMA/ANSI−41システムではServing-one-way-delay(サービス提供片道遅延)とすることができ、UMTSシステムでは往復時間(RTT)とすることができる。移動体RSSIを用いた電力レベル試験は、別の範囲決定方法であり、第2ライン・フィルタによって用いることができる。タイミングおよび電力レベルから得られる範囲データは、検査呼および較正データベースを用いて改善することができる。第2ライン・フィルタを用いて一致が生じた場合(代表的なGSM用語を用いると、これはCGI+TAフィルタとなる)、呼記録を第3ライン・フィルタに転送する。それ以外の場合、コントローラはINセッションを終了し、回答(GSM/CAMELの例では、この回答は継続メッセージとなる)メッセージを、RequestReportBCSMEvent(RRB)メッセージと共に、MSCにCZCシグナリング・システムを通じて送る。CZCは、RRBメッセージにおいて、少なくとも回答および切断イベントを要求する。また、No_Answer(無回答)、Busy(通話中)、Abandon(放棄)等のような、他のイベントを要求することもできる。回答メッセージングは、MSCに呼処理を進めさせるだけでなく、追加の判断時点も設定させ、呼状態機械または呼モデルを実装させて、コントローラが、この呼セッションまたはデータ・セッションを制御するために、今後シグナリングを送ることを可能にする。] [0085] 第1ライン・フィルタ(セル/セクタ・フィルタ)および第2ライン・フィルタ(セル、セクタ、および範囲)は、静穏ゾーンの外からワイヤレス通信ネットワークにアクセスする移動体デバイスに対して、選択的エリア・ベースのサービス拒否システムによって生ずるレイテンシを短縮するために用いられる。第3ライン・フィルタが動作する時点までに、コントローラへの「擬陽性」トリガの数を減少させておく。尚、位置検出に基づくサービスの需要が拡大し、IN配備が一層精巧になるに連れて、本発明においてサービス拒否に対して、その可能性がある移動体デバイスを指定するために用いられる手法も、MSCまたは今後の全IPパケット・ソフトスイッチ(softswitch)に昇格させて、一層選択的なINまたはIN状トリガとしてまたは交換設備(switching facility)内に常駐するオンボード・サービス・ロジックとして、提供されるようになることもあり得る。サービス・ロジックの交換設備への移動、またはサービス・レイテンシを短縮するための特殊高速MSC−SCP間リンクの開発は、双方とも期待されている開発である。] [0086] 第3ライン・フィルタは、移動体識別子に基づき、サービスを許可された任意の移動体デバイスが、現在のネットワーク・イベントの前に既にコントローラの加入者データベースに入力されている(例えば、ホワイト・リストに載っている)ことを想定している。次いで、呼記録がコントローラによって分析され、格納されている移動体IDと呼記録における移動体デバイスIDとの間に一致があることを調べる。移動体デバイスの固体情報をデータベースと突き合わせてチェックして一致が得られなかった場合、コントローラはINセッションを終了し、回答(GSM/CAMELの例では、この回答は継続メッセージとなる)メッセージを、RequestReportBCSMEvent(RRB)メッセージと共に、MSCにCZCシグナリング・システムを通じて送る。CZCは、RRBメッセージにおいて、少なくとも回答および切断イベントを要求する。また、No_Answer(無回答)、Busy(通話中)、Abandon(放棄)等のような、他のイベントを要求することもできる。回答メッセージングは、MSCに呼処理を進めさせるだけでなく、追加の判断時点も設定させ、呼状態機械または呼モデルを実装させて、コントローラが、この呼セッションまたはデータ・セッションを制御するために、今後シグナリングを送ることを可能にする。個別情報の照合に成功した場合、WLSには、移動体デバイスの位置を検出するタスクが、コントローラによって課される。] [0087] 尚、処理レイテンシのために、チャネル情報がもはや信頼性があるとは見なされない場合、コントローラは、U−TDOAまたはU−TDOA/AoA高精度位置検出システムを同調させるために必要なチャネル情報を含む、更新無線アクセス・ネットワーク情報を要求できることに注目されたい。] [0088] コントローラからの指令の下で、WLSは対象移動体について高精度位置検出を実行する。現在、レイテンシの要件のために、ネットワークベースの低レイテンシ位置検出を実行することが必要となっている。TruePosition社の特許および特許出願において既に記載されているように、WLSはLMUを通じて信号を収集し、TDOAおよび/またはTDOA/AoAを用いて位置を判定する。レイテンシの要件が低く、移動体デバイスのユーザへの通知がなくても許容される場合には、A−GPS、EOTD、またはOTDOAのような、ハンドセットベースの位置検出技法を用いた他の位置検出実現例も可能である。低レイテンシおよび高精度要件を満たすのであれば、強化セル−ID(GSM/CAMELの代表例に関しては、ECIDまたはCGI+TA+RxLev)信号強度測定またはRF−フィンガプリンティングのような、その他の低精度ネットワークベースの技法も可能である。尚、高精度という用語は、曖昧エリアのサイズに直接影響を及ぼすことに注意されたい。大きな曖昧エリアが容認可能な場合、または対象エリアにおいて非常に小さいセル(ピコ・セル)が用いられており、単にセルまたはセル/セクタIDに基づいて容認可能な曖昧エリアを認める場合、これらのシステムは高精度要件を満たしている。] [0089] 一旦高精度位置、速度、高度、および誤差推定値がWLSによって発生されコントローラに送られたなら、コントローラは、計算された位置および誤差を、静穏ゾーンのエリア仕様と照合して試験する。移動体デバイスが静穏ゾーンの外にあることが分かった場合、コントローラはINセッションを終了し、回答(GSM/CAMELの例では、この回答は継続メッセージとなる)を、RequestReportBCSMEvent(RRB)メッセージと共に、MSCにCZCシグナリング・システムを通じて送る。CZCは、RRBメッセージにおいて、少なくとも回答および切断イベントを要求する。また、No_Answer(無回答)、Busy(通話中)、Abandon(放棄)等のような、他のイベントを要求することもできる。回答メッセージングは、MSCに呼処理を進めさせるだけでなく、追加の判断時点も設定させ、呼状態機械または呼モデルを実装させて、コントローラが、この呼セッションまたはデータ・セッションを制御するために、今後シグナリングを送ることを可能にする。それ以外の場合、移動体デバイスが静穏ゾーン内において発見された場合、この移動体デバイスはサービス処理手順を受けることになる。] [0090] サービス処理手順は数多くあるが、具体的な例を例示する。最も簡単な想定場面では、コントローラがINセッションおよびネットワーク・トランザクションを、回答によって終了させる(GSM/CAMELの例では、このメッセージは呼解放(RC)と呼ばれている)。別の想定場面では、コントローラはINセッションを終了させ、回答によって発信セッションまたは着信セッションを再度指令する(GSM/CAMELの例では、このメッセージは接続(CON)と呼ばれている)。再指令の想定場面では、宛先は、着信音声呼または発信音声呼に対する音声メールとすればよく、再指令は、トーンまたは音声応答を発生するインテリジェント周辺機器(IP)または特殊化資源機能(SRF:Specialized Resource Function)に対して行えばよい。第3の想定場面では、新たなコール・レッグ(call leg)を音声呼に追加し、合法的な傍受および監視を可能にすることを含む。] [0091] 図5a、図5b 図5aおよび図5bは、対象エリア内にある間無線ネットワークにアクセスすることを許可されているが、曖昧エリア、したがって静穏エリアの外で通信セッションを開始する移動体デバイスを監視する手順を示すために用いられる。この監視によって、コントローラは、移動体デバイスが曖昧エリアに接近した場合または曖昧エリアに侵入した場合、通信セッションを終了させることが可能となる。] 図5a 図5b [0092] 移動体デバイスの通信セッションは対象エリア内部で開始されたので、予めプロビジョニングされているインテリジェント・ネットワーク・トリガ(またはソフトスイッチのMSCによって直接供給される同等のサービス)がサービングMSCを経由して入手可能であり、コントローラは既に移動体デバイスにアクセスを許可している。この場合、LMSには一組のトリガがプロビジョニングされており、WLSの呼最中トリガリングに対処する。これらのトリガは、測定要求、ハンドオーバー、またはポールされたイベント(GSMでは、これらは周期的なネットワーク測定要求(NMR)、ハンドオーバーとなる)を含むことができる。ハンドオーバーをトリガとして用いることは、特に価値のある方法である。何故なら、曖昧エリアと関連のないセルまたはセクタ(GSMでは、CGI)へのハンドオーバーは、LMSにおいて排除することができ、したがってシステムの残りをロードすることができないからである。セルまたはセル−セクタは、地理的に近ければ、静穏ゾーンに隣接すると見なされるが、密着しているとは見なされず、または静穏ゾーンに無線カバレッジを提供するとも見なされない。セルまたはセル−セクタは、無線カバレッジを静穏ゾーンに提供する場合、静穏ゾーンと関連があると見なされる。] [0093] したがって、LMSを用いて、ハンドオーバーを検出し、以前に特定された移動体デバイスによるワイヤレス通信ネットワークに対して既に許可されているアクセスに関連付けられる。静穏ゾーンに隣接するセルまたはセクタ(GSMでは、CGI)へのハンドオーバーが検出された場合、LMSには測定報告(GSMでは、これはネットワーク測定報告(NMR)である)に対する新たなトリガが再度課される。本発明は、測定報告が入手可能であり、正当なレートで(0.5から6秒の間隔が通例である)起こるように設定されることを想定している。この新たなトリガからの報告をセル/セクタおよび範囲について分析する(GSMでは、CGIおよびTA値を用い、範囲554(TA+1)は、メートルを単位とする範囲である)。] [0094] 図9に示すように、セル/セクタおよび範囲は、中央のビーコン・アンテナを取り囲む一連の帯域を定める。この帯域の幅は、タイミング測定のタイミング粒度に左右される。これらのタイミング測定値は、GSM(TA即ちタイミング進み)、UMTS(RTT即ち往復時間)、およびIS−95/IS−2000CDMA(片道遅延)に利用可能である。] 図9 [0095] コントローラが、セル/セクタからの測距(ranging)によって、移動体デバイスが「近接する」帯域内にあると判定した場合、LMSは測距によってセル/セクタに報告し続ける。コントローラが、セル/セクタからの測距によって、移動体デバイスが隣接帯域内にあると判定した場合、LMSによって収集されコントローラに報告された測定報告データを用いて、更に正確な位置を計算する(GSMでは、これは強化セル−ID(ECID)またはCGI+TA+RxLevelである)。起こりそうな誤差に基づいて一層正確な位置を計算することができない場合、または測定報告が十分な情報を提供しない場合、コントローラは、測定報告データから収集したチャネル・データを用いてU−TDOAまたはU−TDOA/AoA位置検出を実行することを、WLSに課する。] [0096] コントローラが、セル/セクタからの測距によって、移動体デバイスが「傍受帯域」内にあると判定した場合、コントローラは、測定報告データから収集したチャネル・データを用いてU−TDOAまたはU−TDOA/AoA位置検出を実行することを、WLSに課する。計算された場所が静穏ゾーンの内側であった(即ち、誤差のある計算された位置が曖昧エリアの内部であった)場合、コントローラによって、進展中の呼セッションまたはデータ・セッションが終了させられる。コントローラは、WINネットワークを用いて切断要求を送る(GSMでは、WINネットワークはCAMELまたはCAMELアプリケーション・パート(CAP)ネットワークであり、CAPメッセージは、原因値が「正常」に設定された呼解放(RC)である)。計算された位置が、位置および関連する誤差が曖昧エリア内部でないことを示す場合、コントローラは、LMSからの周期的報告に含まれるセル、セクタ、タイミング、および測定報告を監視し続ける。測定報告からLMSによって収集されたチャネル・データを用いて、コントローラは、WLSを通じて、曖昧エリア内への移動の分析のために、高精度(U−TDOAまたはU−TDOA/AoA)位置検出を周期的にリフレッシュする。] [0097] セル、セクタ、ならびに近接、隣接、および傍受測距またはタイミング帯域の決定は、初期システム調査の一部として行われ、周期的にまたは状況に応じて、コントローラのデータベースの内部で更新され、LMSまたはWLSサブシステムと共有される。] [0098] 図6 図6は、GSMおよびUMTS無線インターフェース・ネットワークに合わせて標準化されたCAMELワイヤレス・インテリジェント・ネットワークの機能的エンティティおよび相互接続を示す。 ・HLR:CAMELサービスのために加入者プロファイルを保持するホーム・ロケーション・レジスタ。この1組のCAMEL機能は、本発明における1組の先取トリガに連結される。 ・質問PLMN(IPLMN):ホームPLMN(HPLMN)に、移動体着信呼を処理するための情報について質問するPLMN。 ・GSMサービス制御機能(gsmSCF):OSSを実装するためのCAMELサービス・ロジックを収蔵する機能的エンティティ。これは、gsmSSF、gsmSRF、GMLC、およびHLRとインターフェースする。gsmSCFは、呼に適用する実際の独立サービス・ロジックを内蔵する。 ・GSMサービス切換機能(gsmSSF):MSCまたはGMSCをgsmSCFにインターフェースする機能的エンティティ。 ・GSM特殊資源機能(gsmSRF):種々の特殊資源を提供する機能的エンティティ。これは、gsmSCFおよびMSCとインターフェースする。gsmSRFの機能には、公表の再生が含まれる。 ・VLR(ビジタ・ロケーション・レジスタ)は、現在サービスを提供するMSC(移動体交換局)の管轄下にある全ての移動体についての情報を格納するデータベースである。 ・MSCがそのネットワークにおいて新たなMSを検出したときはいつでも、VLRに新しいレコードを作成することに加えて、移動体加入者のHLRも更新し、そのMSの新たな位置をそれに知らせる。] 図6 [0099] 図示しないが、CAMELネットワークに統合されるのは次の通りである。 ・CAMELサービス環境(CSE):CSEは、運営業者特定サービス(OSS)に関する活動(activities)を処理する論理エンティティである。 ・CAMEL加入情報(CSI):CAMELサポートが加入者には必要であること、およびそのサポートのために用いられるCSE固体情報を特定する。 ・基本呼状態モデル(BCSM):BSCMは、SCFによって実行されるサービス機構制御(service feature control)の観点から見た、呼処理の抽象的ビューを表す。BCSMは、2組の呼処理ロジック、発信BCSM(O−BCSM)および着信BCSM(T−BCSM)から成る。 ・ポイント・イン・コール(PIC):PICは、処置を講ずることができる時点を表すために、規格によって定められる。これらは、呼処理ロジックが、データベースに照会している間における呼処理の保留のような、行為を開始することができる状態またはイベントのビューを提示する。 ・検出ポイント(DP):DPは、いずれかのPIC間に発生する遷移イベントを表す。 ・トリガ:トリガとは、呼における所与の時点と関連のある具体的な呼処理ロジックを定めるために用いられる用語である。トリガは、ソフトウェア・ロジック以外のなにものでもなく、検出ポイントにおける状態の分析に基づいて、インテリジェント・ネットワーク・プロセスを開始するための命令を実行するために、ネットワーク・エレメントにロードされる。 ・イベント:トリガが入力判断基準の何らかの形態に依存するのとは異なり、イベントは、単に無回答、ビジー信号、または呼着信のような、呼の発生のことである。 ・検出ポイントのアーミング(arming:装備):検出ポイントには2つの分類があり、トリガ検出ポイント(TDP)およびイベント検出ポイント(EDP)である。検出ポイントを装備するのは、トリガまたはイベントに基づいてサービス制御を開始するために、制御ロジックを確立する場合である。] [0100] 図7 図7は、無線ネットワーク・監視(RNM)782とリンク監視システム(LMS)711とを備えている、例示的なGERAN/UTRANネットワーク基準モデル1010のアーキテクチャを示す。RNM782は、多チャネル無線受信機であり、事実上、周波数帯域のどこででもアップリンク・チャネルおよびダウンリンク・チャネル双方に同調可能な、1群の狭帯域受信機である。RNM782は、当初、TruePosition(登録商標)AnyPhone(商標)位置検出移動体ユニット(LMU)無線受信機プラットフォーム(現在のLMUについては、SCSの受信機モジュールの狭帯域実施形態として、米国特許第6,782,264号に既に記載されている)上において実装された。LMSは、米国特許第6,782,264号に記載されているエービス監視に対する改良であり、エービスおよびAインターフェースだけでなく、GSM−MAP、Iub、Iu−PS、およびIu−CSインターフェースも監視することができる。LMSは、変更によって、エービス・モニタと同じハードウェア/ソフトウェア・シャーシ上に実装することができる(Intel社のTSEMT2またはTSRLT2 UNIX(登録商標)サーバのクラスタにおいて実行する未修正Agilent Access7ソフトウェア・アプリケーションを含む、1組のカスタム・アプリケーション)。] 図7 [0101] 更に、ネットワーク710はサービング移動体位置検出局(SMLC)712を含む。RNM782は、電気通信事業者のセル・サイトにおいて配備することができる主要コンポーネントである。RNM782は、位置検出サービスの自律発生のために、RACHおよびSDCCHメッセージを受信することができる無線受信機の分散ネットワークとして実現することが好ましい。RNM82は、システムのためのデータを収集するために、指令された周波数に同調する。次いで、RNM782は、収集したデータをSMLC712に転送することができる。ネットワークにおける全てのRNM782は、汎地球測位衛星(GPS)コンスタレーション(図示せず)の使用によって、時間同期または周波数同期されていることが好ましい。] [0102] SMLC712は、好ましくは、高ボリューム位置検出処理プラットフォームである。SMLC712は、位置、信頼間隔、速度、および移動方向を計算するために、U−TDOAおよびマルチパス軽減アルゴリズムを収蔵する。また、SMLC712は、リンク監視システム(LMS)711からのトリガリングまたはLbインターフェース754からインフラストラクチャ販売業者の基地局コントローラ(BSC)796への要求(または、場合によっては、LsインターフェースとしてのMSC750)に基づいて、どのワイヤレス電話機の位置を検出するか決定する。SMLC712は、通例、運営業者のBSC796と一緒に配置されるが、離して分散させることもできる。SMLC712の主要な機能は、RNM782からの信号検出についての報告を受信すること、位置検出処理を実行すること、そして信号毎に位置検出推定値を計算することである。SMLC712は、ネットワークを管理し、電気通信事業者に位置検出記録へのアクセスを与える。SMLC712は、位置検出記録の収集および配信を責務とする。また、SMLC1712はコンフィギュレーション情報を維持し、ネットワーク管理をサポートする。] [0103] LMS711は、当該LMS711が接続されているネットワーク710において、全てのエービス・シグナリング・リンク776(および場合によっては、A−インターフェース・リンク752およびGSM移動体アプリケーション・プロトコル(GSM−MAP)748インターフェース)を継続的に監視する。LMS711の機能は、呼(例えば、GSM音声会話、およびSMSトランザクションまたはGPRSデータ・セッション)およびSMS設定手順におけるメッセージ、呼最中制御メッセージ、ならびにMS780およびまたはUE788に対する呼着信および解放メッセージを取り込むことである。LMS711は、次いで、これらのメッセージに収蔵されているデータを、後続の位置検出処理のために、SMLC712に転送する。] [0104] GSMサービス制御機能(gsmSCF)720は、サービス制御ポイント(SCP)とも呼ばれており、データベースと、非呼指向サービス(non-call oriented service)を加入者に提供するための論理規則(logical rules)を収蔵する。gsmSCF720は、MSC(1つ又は複数)およびGSN(1つ又は複数)にSS7ネットワーク749を通じて、CAMELアプリケーション・パート(CAP)763を経由して接続する。GSM移動体アプリケーション・プロトコル(GSM−MAP)748は、ワイヤレス・ネットワークの有線部分における呼関係制御サービスのための通信媒体である。GSM−MAP748は、自動ローミング、認証、位置検出サービス・システム間ハンドオフ、およびGSMまたはUMTSネットワークにおけるショート・メッセージ・サービスのルーティングというようなサービスを提供するために存在する。MSC750、HLR734、7VLR(MSC750における)、GMSC744、EIR732、GMLC798、およびgsmSCF720というような全てのワイヤレス・ネットワーク・エレメントは、このメッセージング・プロトコルを用いて、互いの間で通信を行う。GSM−MAP748は、国際シグナリング・システム7(SS7)ネットワーク(MAP−CAPネットワーク749)に常駐する。] [0105] ゲートウェイ移動体位置検出局(GMLC)798は、3GPP規格によって、GSM/GPRS/UMTSネットワークにおける位置検出記録のクリアリングハウスとして定められている。GMLC798は、厳格に制御されるSS7ネットワーク749と公衆インターネットとの間におけるバッファとしての役割を果たす。位置検出に基づくサービスに対する認証、アクセス制御、アカウンティング、および認可機能は、取り決めでは、GMLC798に常駐するか、またはGMLC798によって制御される。] [0106] Leインターフェース724は、IPベースのXMLインターフェースであり、最初にLocation Interoperability Forum(LIF:位置検出相互動作可能性フォーラム)において開発され、次いで第3世代パートナーシップ・プログラム(3GPP)においてGSM(GERAN)およびUMTS(UTRAN)に対して標準化された。位置検出ベースのサービス(LBS)クライアント722は、LCS(位置検出サービス)としても知られている。LBSおよびLCS722は、ソフトウェア・アプリケーションであり、移動体デバイスの位置検出を用いることを一意にイネーブルされているサービスである。] [0107] E5+インターフェース718は、北アメリカのE9−1−1に対する合同ANSI/ETSI規格036において定められているE5インターフェースの変更版である。E5+インターフェース718は、SMLC12およびGMLC98ノードを直接接続し、LMS711またはRNM782のトリガがワイヤレス位置検出システムによって用いられるときに、ネットワーク獲得情報(セル−ID、NMR、TA等)を用いて、あるいは特殊化した受信機が実行するTDOAおよび/またはAoA(到達角度)によってプッシュ動作を可能にする。] [0108] ユーザ機器(UE)788は、UMTS移動体デバイスのような機器として定めることができる。ノードB786は、UMTS無線インターフェースに対する Universal Mobile Telephony System Radio Access Network(UTRAN:共通移動体電話システム無線アクセス・ネットワーク)のネットワーク・インターフェースである。無線ネットワーク・コントローラ(RNC)770は、UTRANによる自発的無線資源管理(RRM)を可能にする。RNC770は、GSMBSCと同じ機能を実行し、RNSエレメント(RNCおよびノードB)の集中制御を行う。RNC770は、Iu−PS774、Iu−CS762、Iur761、およびIub790インターフェース間においてプロトコル交換を処理し、無線ネットワーク・システム全体の集中動作および保守を責務とする。] [0109] サービングGPRSサポート・ノード(SGSN)768は、個々のGPRS対応(capable)移動局780の現在地を監視し、基本的なセキュリティ機能およびアクセス制御機能を実行する。SGSN768は、Global System for Mobility(GSM:移動用汎地球システム)の無線アクセス・ネットワーク(GERAN)およびUMTS無線ネットワーク双方に応対することができる。] [0110] ゲートウェイGPRSサポート・ノード(GGSN)746は、GPRSネットワークに対してシステム・ルーティング・ゲートウェイとして作用する。GGSN746は、外部パケット・データ・ネットワーク(例えば、公衆ネットワーク)への接続部であり、課金、ルーティング、セキュリティ・ファイアウオール構築(firewalling)、およびアクセス・フィルタリングのタスクを実行する。ゲートウェイMSC(GMSC)744は、ローミングする加入者を、別の運営業者のネットワークにおける訪問先MSCに導くブリッジとして作用する。制御シグナリングおよびトラフィック・トランク双方は、GMSC744を通じて設定する。] [0111] Um715は、GSM無線インターフェースである。Uu717は、UMTS無線インターフェースである。Iubインターフェース790は、UMTSネットワーク上に配置され、RNC(無線ネットワーク・コントローラ)770とノードB786との間にある。Iupc772は、位置推定を行うために、UMTSネットワーク内においてUMTS RNC770をSMLC(SASとも呼ぶ)と相互接続する。Iu−CS(回線交換)インターフェース762は、UMTS RNC770を回線交換通信指向ネットワーク(MSC750)と接続する。Iu−PS(パケット交換)インターフェース774は、UMTS RNC770をパケット交換通信指向ネットワーク(SGSN)768と接続する。Gbインターフェース766は、BSC796をSGSN768と相互接続し、GPRS通信のルーティングを可能にする。] [0112] Gnインターフェース760は、GPRSネットワーク・パケット・データ・インターフェースであり、SGSN768とGGSN746との間に配置されている。Gsインターフェース764は、GPRSシステム・インターフェースであり、SGSN768とMSC750との間に配置されている。Gr(図示せず)インターフェースは、GSM−MAPインターフェースであり、SGSN768とSS7ネットワーク749上に載置されたホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)734との間に配置されている。] [0113] 米国特許第6,782,264号に記載されているように、基地局コントローラ(BSC)リンク(例えば、Abisリンク)に至る基地送受信局(BTS)を監視して、誘起メッセージおよび情報フィールドを検出することが可能である。’264特許において、AMS(Abis監視システム)と呼ばれている受動ネットワーク・モニタが、GSMAbisインターフェースを監視することが例示されている。この受動ネットワーク・モニタを本発明にしたがって拡張し、ここではリンク監視システムまたはLMSと呼ぶことにする。リンク監視システム(LMS)711は、複数のセルラ・ネットワーク・データ・リンクを同時に監視し、対象データを走査し、メッセージ内部にある特定のメッセージまたはデータ・フィールドを検出することができる。対象のメッセージまたはデータ・フィールドの設定または作業賦課(tasking)は、任意の時点で行うことができる。一致が生じた場合、LMS711を更にトリガして、記憶メモリへの書き込み、またはトリガリング・メッセージおよび(または)データ・フィールドの別のシステム・ノードへの転送というような、予め設定してある行動(action)を実行することができる。] [0114] 無線ネットワーク・モニタ782は、位置検出誘起情報およびメセージングの受動的監視を、無線エア・インターフェースに拡張する。RNM782は、アップリンク(移動体デバイスからBTSまたはノードB)およびダウンリンク無線通信双方を検出し監視することができる。] [0115] 図8−ANSIWINモデル 図8は、ANSI WINまたはAINシステムにおいて本発明によって必要とされるネットワーク・エンティティを模式的に図示するために用いられる。] 図8 [0116] SCP801即ちサービス制御ポイント(SCP)は、本発明において用いられるコントローラに対応する。IP802即ちインテリジェント・ペリフェラルは、サービス・エリア拒否を発呼元に通知するために(オプションとして)用いられる対話型音声交換またはトーンに対応する。SSP803即ちサービス切換ポイントは、交換サービスを提供し、INトリガおよび呼状態機械をホストするために用いられる回線交換またはパケット交換ハブに対応し、ポイント・イン・コールにおいて、呼保持および切断のような行為を実行することができる。(尚、SSP803は、トリガが必要とされる場所に応じて、サービングMSC、ゲートウェイMSC、サービングGPRSサポート・ノード、またはゲートウェイGPRSサポート・ノードに設置することができることは注記してしかるべきであろう。通例、移動体発のトリガはサービング・マシンにあり、一方移動体着信トリガはゲートウェイ・マシンにある。)SDP804即ちサービス・データ・ポイントは、ワイヤレス位置検出システムに対応する。SCE805サービス作成環境は、本発明では、コントローラにホワイト/グレー/ブラック・リスト・データおよびサービス・ロジック選択肢をプロビジョニングするために用いられる。PTSN806即ち公衆電話交換ネットワークは、外部回線およびパケット・データ・ネットワークである。包括的パケット・データ・リンク807、809、810、811は、名目上TCP/IPベースであり、ノード間トランスポートに用いられる。標準化されているリンクは、SSP803とSCP801間におけるWINANSI−41データ・リンク、およびSSPとPTSNとの間におけるSS7リンク808を含む。] [0117] 図9 図9は、対象エリア内において通信セッションを開始(発信または着信)するためにアクセスを付与されている移動体デバイスを監視するために、本発明によって用いられる呼最中位置検出のセルIDおよび測距手法のトポロジ図である。移動体にはアクセスが付与されているので、コントローラは既にMSC/LMS発生記録が関連付けられており、ハンドオーバー・トリガを通じて呼に追従するためにLMSをプロビジョニングしている。図9において、901は静穏ゾーンであり、902は曖昧エリアであり、903は対象エリア内にあるセル・サイトであり、904は隣接するタイミング帯域であり、905は、近接する非隣接タイミング帯域であり、906は傍受タイミング帯域であり、907はセルのセクタである。] 図9 [0118] 図10 ここでは、GPRSセッション制御の例示的実現例を説明するために、図10を参照する。GPRSセッションは、曖昧エリアにおいて、位置検出に基づいて、新たなセッション(編入)およびPDPコンテキスト(PDPコンテキスト確立)双方のために、阻止することができる。この実施形態では、コントローラはgsmSCF1001ノードに常駐している。gsmSCF1001は、CAMELアプリケーション・パート(CAP)接続1008を通じてSGSN1004に編入する。SGSN1004は、切換サービス・ポイント(SSP)IN機能を内蔵し、基本的な呼状態機械、ポイント・イン・コール(point-in-call)、トリガ、およびイベント・シグナリングを備えている。SGSN1004は、GSMおよび/またはUMTSRAN(無線アクセス・ネットワーク)1003に標準的なインターフェース1007(GSMではGsおよびGb、そしてUMTSではIu−PS)を通じて接続する。RANは、無線リンク1006(GSMエア・インターフェース、Um、またはUMTSエア・インターフェース、Uu)を通じて移動体デバイス(MS/UE1002)に接続する。また、SGSNはGnインターフェース1009を通じてゲートウェイGPRSシグナリング・ゲートウェイ(GGSN1005)にも接続する。また、GGSN1005は、サービス・ポイント(SSP)IN機能の一部も内蔵し、移動体着信GPSRデータ・セッションに合わせた、基本的呼状態機械、ポイント・イン・コール、トリガ、およびイベント・シグナリングを備えている。GGSN1005は、公衆インターネットのような、外部パケット・データ・ネットワーク1010に接続する。] 図10 [0119] 図11 図11は、WLS1100のブロック線図である。WLS1100は、リンク監視システム、LMS1110、低精度位置検出機能1120、高精度位置検出機能1130、およびプログラマブル・プロセッサ1140を図示のように含む。先に説明したように、プロセッサ1140は、LMS1110ならびに低および高精度位置検出機能1120、1130と相互作用して、移動体デバイスの関連WCNへのアクセスを制御する。即ち、LMSは、少なくとも1つのWCNの1つ以上の予め定められたシグナリング・リンクの集合を監視し、移動体デバイスと関連のあるイベントを検出するように構成されている。加えて、プロセッサ1140およびこのプロセッサのコンフィギュレーションを設定するために付帯するソフトウェアは、低精度位置検出機能を用いて移動体デバイスが定められたAoI内にあり定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定する機能、高精度位置検出機能を用いて移動体デバイスの正確な地理的位置を判定し、それに基づいて、前記移動体デバイスが静穏ゾーン内または少なくとも静穏ゾーン周囲のAoA内にあることを確認する機能、そして例えば、しかるべき命令または要求をWCNのコントローラ、SCP、またはgsmSCFに送ることによって、移動体デバイスのWCNへのアクセスを制限する機能を実行するように動作する。] 図11 [0120] 代替実施形態 代替フィルタ次数 本発明の配備によっては、ホワイト・リストに載っている電話機の追跡を不要とすることが最重要視される場合がある。したがって、MSC−配信MSID(GSMではIMSI)をホワイト・リスト・データベースと比較するMSID分析が最初のライン・フィルタとなるように、コントローラに基づくフィルタの次数を変更することができる。この次数の変更は、ホワイト・リストに載っている電話機は、対象エリア内に「存在する」場合を除いて、決して位置を検出されず記録されないことを意味する。] [0121] 時間に基づく、期間に基づく、一時的ゾーン 本発明は、サービス拒否の永続的実現例として用いることができ、あるいは単にトリガをMSCおよびSGSNに追加する、またはこれらから除去することによって、一時的とすることまたは再発生することができる。] [0122] ホワイト・リスト掲載 使用事例における任意のものにおいて発見された移動体固体情報が、LMSにおいて、対象エリアにおいて許可されているように掲示されている場合、システムはこの移動体固体情報をトリガとしてLMSに全く入力しなくてもよく、あるいは呼制御との最終的相互作用を行わず、したがってこの許可されている移動体デバイスに対するサービスを決して拒否しないでよい。] [0123] グレー・リスト掲載 使用事例における任意のものにおいて発見された移動体固体情報が、LMSにおいて、対象エリアにおいて許可されているが、監視が免除されているのではないというように掲示されている場合、この移動体固体情報はトリガとしてLMSに入力されるが、呼制御との最終的相互作用を行わず、したがってシステムは、この許可されている移動体デバイスに対するサービスを拒否することは決してないが、対象エリア内におけるあらゆるネットワーク・トランザクションにおいて、移動体の位置が示される。] [0124] ブラック・リスト掲載 使用事例における任意のものにおいて発見された移動体固体情報が、LMSにおいて、ブラック・リストに掲載されているように掲示されている場合、この移動体固体情報はトリガとしてLMSに入力され、SCPデータベースが更新される。SCPは、呼制御を実行し、ブラック・リストに掲載されている移動体デバイスに対するサービスを拒否することができる。ブラック・リストに掲載されている移動体の位置は、対象エリア内におけるあらゆるネットワーク・トランザクションにおいて、移動体の位置が示され、高精度アイドル・モード位置検出技法によって、追跡の目的のために、この移動体に周期的にポールすることができる。] [0125] WLSは、対象エリア内への進入または対象エリア内部の曖昧エリアへの進入に基づいて、自動ブラック・リストを作成するように構成することもできる。この移動体識別および位置のブラック・リスト記録は、当局に送ることができる。] [0126] ゲート進入 WLSは、承認されたゲートを経由した進入に基づいて、自動ホワイト・リストまたはグレー・リストを作成するように構成することができる。この実現例では、移動体が一旦対象エリアのジェオフェンス境界を交差したなら、高精度でその位置を検出する(U−TDOA)。高精度位置検出が、許可されている進入地点に対応する場合、移動体固体情報は、LMSにおいてホワイト・リストまたはグレー・リストに掲載することができる。] [0127] 代わりの高精度位置検出方法として、ゲート・エリアをカバーする非常に小型のワイヤレス・セル(フェムト・セル)を配置することもできる。10メートル単位のカバレッジ・エリアによって、フェムト・セル内における位置検出は、高精度の位置検出となる。] [0128] 呼制御の除外 呼制御は、ジェオフェンスされたエリア内部における位置検出に基づいて、サービスの除外を定めることを許可することもできる。例えば、特定の番号(9−1−1、1−1−2、9−9−9、あるいは他の任意の緊急サービス番号またはショート・コード)であれば、発呼することを移動体デバイスに許可したままでもよい。これは、LMSメッセージのコントローラ分析によって、またはMSCにおける、ダイアルした数値の分析によって遂行することができる。] [0129] 位置検出の優先順位付け 不足する位置検出能力を保存する目的で、位置検出に基づく優先順位付け方式を構想する。移動体デバイスが静穏ゾーンから遥か離れた対象エリアを交差すると、その移動体に付与する優先順位を低くして、周期的位置検出(イネーブルされている場合)の次のサイクルから飛ばすことができる。また、低速度で移動しているデバイス、または静穏ゾーンから遠ざかるように移動している移動体デバイスも、優先順位を低くすることができる。] [0130] 予備サイクル 一旦移動体デバイスが対象エリアに進入すると、位置検出に基づく優先順位付け方式にしたがって、測距(CGI+TA)によって、低精度セル−ID(CGI)またはセル−IDの代わりに高精度U−TDOAネットワークを用いることができる。] [0131] 対象エリアの外 移動体が対象エリアに存在する場合、LMS内部にトリガとして設定されている移動体のTMSIが無関係となる。何故なら、監視対象範囲は定められたエリアしか包含しないからである。また、LAC/SAC/RACの変化は相反的であり、周囲のセルの範囲がLMSによって監視されていれば、移動体をトリガ・リストに載せたときと同様にして、トリガ・リストから除外することができる。] [0132] 静穏ゾーンの外 移動体がジェオフェンスされた静穏ゾーンに進入しており、呼制御が設定された場合、操作者によって呼制御の手動排除を実行することができ、あるいは、AnyTimeInterrogation動作および前述した一連の低−次−高精度手法を用いて、移動体デバイスの位置を周期的に再チェックするためにタイマを設定することもできる。後続の位置検出において移動体デバイスが対象エリアの外にあることが判明した場合、操作者の介入なく、呼制御を除去することができる。] [0133] 結論 本発明の真の範囲は、本明細書において開示した、例示的な実施形態に限定されるのではない。例えば、以上のワイヤレス位置検出システムの現時点における好適な実施形態の開示は、LMU、LMS、RNM、BTS、BSC、SMLC等というような説明的用語を用いているが、本願の保護範囲を限定するように解釈してはならず、そうでなくても、ワイヤレス位置検出システムの発明的形態が、開示された特定の方法および装置に限定することを暗示するように解釈してはならない。更に、当業者には言うまでもなかろうが、本明細書において開示した発明的形態の多くは、TDOAまたはAoA技法を基本としない位置検出システムにおいても適用することができる。このような非TDOA/AoAシステムでは、前述したSMLCは、TDOAやAoA計算を行うためには必要とされない。同様に、本発明は、特定の様式で構成されたLMU(1つ又は複数)、LMS(1つ又は複数)、および/またはRNM(1つ又は複数)を採用するシステムや、特定の種類の受信機、コンピュータ、信号プロセッサ等を採用するシステムに限定されるのではない。LMU、SMLC等は、本質的に、プログラマブル・データ収集および処理デバイスであり、本明細書に開示した発明的概念から逸脱することなく、種々の形態をなすことができる。ディジタル信号処理およびその他の処理機能のコストが急速に低下していることから、本システムの発明的動作を変更することなく、例えば、特定の機能のための処理を、本明細書に記載した機能的要素(SMLCのような)の1つから、別の機能的要素(LMUのような)に移すことは容易に可能である。多くの場合、本明細書に記載した実現例(即ち、機能的要素)の配置は、単に設計者の好みであり、厳しい要件ではない。したがって、明示的に限定されていると考えられる場合を除いて、以下の特許請求の範囲の保護範囲が、先に説明した具体的な実施形態に限定されることは意図していない。] [0134] 加えて、本明細書において制御チャネルまたは音声チャネルを引用する場合はいずれも、個々のエア・インターフェースに対して好ましい用語が何であっても、あらゆる種類の制御チャネルまたは音声チャネルに言及することとする。更に、世界中では更に多くの種類のエア・インターフェース(例えば、IS−95、CDMA、CDMA2000、およびUMTSWCDMA)が用いられており、逆を示さない限り、本明細書に記載した発明の概念からいずれのエア・インターフェースも除外する意図はない。実際、どこで用いられている他のインターフェースでも、前述したインターフェースの派生物であるか、またはそれらと等級が同様であることは、当業者には認められよう。]
权利要求:
請求項1 オーバーレイされたワイヤレス位置検出システム(WLS)をもつ1つ以上のワイヤレス通信ネットワーク(WCN)に対する移動体デバイスのアクセスの制御において用いる方法であって、少なくとも1つのWCNの1つ以上の予め定められたシグナリング・リンクの集合を監視するステップと、前記移動体デバイスと関連のあるイベントを検出するステップと、前記WLSの低精度位置検出機能を用いて、前記移動体デバイスが定められた対象エリア内にあり、定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定するステップと、前記WLSの高精度位置検出機能を用いて、前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定し、それに基づいて、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあり、少なくとも前記静穏ゾーンの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認するステップと、前記ワイヤレス通信ネットワークへの前記移動体デバイスのアクセスを制限するステップと、を含む、方法。 請求項2 請求項1記載の方法において、前記曖昧エリアを、定められた不確実度に基づいて前記静穏ゾーンの周囲に定める、方法。 請求項3 請求項2記載の方法において、前記位置検出技術および位置検出計算に基づいて、前記曖昧エリアはリアル・タイムで定められる、方法。 請求項4 請求項3記載の方法において、前記曖昧エリアおよび対象エリアは、前記静穏ゾーン内にある移動体デバイスが、前記対象エリアの外にあるWCNアンテナと通信できないように、定められる、方法。 請求項5 請求項1記載の方法において、前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定するために用いられた前記高精度位置検出機能の期待精度の関数として、前記曖昧エリアは決定される、方法。 請求項6 請求項1記載の方法において、前記曖昧エリアは静的である、方法。 請求項7 請求項1記載の方法において、前記曖昧エリアは動的である、方法。 請求項8 請求項1記載の方法において、前記制限はサービスの拒否を含む、方法。 請求項9 請求項1記載の方法において、前記制限は、通信を許可するが合法的な傍受記録を伴うことを含む、方法。 請求項10 請求項1記載の方法において、前記制限は三方向通話の確立を含む、方法。 請求項11 請求項1記載の方法において、前記制限は、メッセージ・センタへの前記呼の再ルーティングを含む、方法。 請求項12 請求項1記載の方法において、前記対象エリアは、予め定められたジェオフェンス境界内に含まれ、前記静穏ゾーンは前記対象エリア内にある、方法。 請求項13 請求項1記載の方法であって、更に、前記移動体デバイスがその進路を前記対象エリアに向けていると判定するステップを含む、方法。 請求項14 請求項1記載の方法であって、更に、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーンに近接していると判定するステップを含む、方法。 請求項15 請求項1記載の方法であって、更に、前記移動体デバイスが、定められた高度以内において前記静穏ゾーン上にあると判定するステップを含む、方法。 請求項16 請求項1記載の方法において、前記移動体デバイスの速度、方位、および前記静穏ゾーンに対する近接度に関する情報を、前記高精度位置検出機能の使用の優先順位を決めるために用いる、方法。 請求項17 請求項1記載の方法において、前記対象エリアは、隣接するセルのサブセクションを含むように定められる、方法。 請求項18 請求項1記載の方法において、前記対象エリアは、隣接するセクタのサブセクションを含むように定められる、方法。 請求項19 請求項1記載の方法において、前記対象エリアは、隣接するワイヤレス通信ネットワークのサブセクションを含むように定められる、方法。 請求項20 請求項1記載の方法において、前記イベントは、発呼イベントを含む、方法。 請求項21 請求項1記載の方法において、前記イベントは、着呼イベントを含む、方法。 請求項22 請求項1記載の方法において、前記イベントは音声呼に関係する、方法。 請求項23 請求項1記載の方法において、前記イベントは、ショート・メッセージ・サービス(SMS)呼に関係する、方法。 請求項24 請求項1記載の方法において、前記イベントは、総合パケット無線サービス(GPRS)データ・セッションに関係する、方法。 請求項25 請求項1記載の方法において、前記監視は、サービング・セル、サービング・セクタ、またはサービング・セル、セクタ、およびハンドオーバー候補測定値の組み合わせのマッピングを採用する方法の使用を含む、方法。 請求項26 請求項1記載の方法において、高精度位置検出機能の前記使用は、複数の位置測定ユニット(LMU)とアップリンク到達時間差(U−TDOA)アルゴリズムとの使用を含む、方法。 請求項27 請求項1記載の方法であって、更に、前記イベントを、移動体発信(MO)または移動体着信(MT)の音声またはショート・メッセージ・サービス(SMS)呼のうちの1つとして分類するステップと、前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると、前記低精度位置検出機能を用いて判定するステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にある可能性があると判定するステップと、呼設定動作を実行する前に、前記高精度位置検出機能を呼び出すステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にないと判定するステップと、前記呼設定動作を完了させることにより、前記移動体デバイスが呼を開始することを許可するステップと、呼最中位置検出機能を周期的に呼び出すステップと、前記呼最中位置検出機能によって、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内に進入したと判定するステップと、前記呼を終了させるステップとを含む、方法。 請求項28 請求項1記載の方法であって、更に、前記移動体デバイスが音声呼またはデータ呼の最中であり前記静穏ゾーンに進入したと判定するステップと、前記静穏ゾーン内において呼を拒否すべきデバイスのリストにおいて、前記移動体デバイスが特定されたと判定するステップと、前記呼を終了させるステップとを含む、方法。 請求項29 請求項1記載の方法であって、更に、前記周期的登録がイネーブルされていると判定するステップと、前記イベントを、アイドル・モードのデバイスに対する周期的登録イベントとして分類するステップと、前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると、前記低精度位置検出機能を用いて判定するステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にある可能性があると判定するステップと、前記高精度位置検出機能を呼び出すステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあると判定するステップと、着信する音声、SMS、またはデータ・セッション呼について、前記移動体デバイスは利用できないことを示すために、前記WCNと関連のあるインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始するステップとを含む、方法。 請求項30 請求項1記載の方法であって、更に、周期的登録がイネーブルされていないと判定するステップと、前記移動体デバイスをポーリングするステップと、前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると、前記低精度位置検出機能を用いて判定するステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーンにある可能性があると判定するステップと、前記高精度位置検出機能を呼び出すステップと、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあると判定するステップと、着信する音声、SMS、またはデータ・セッション呼について、前記移動体デバイスは利用できないことを示すために、前記WCNと関連のあるインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始するステップとを含む、方法。 請求項31 請求項1記載の方法において、前記イベントを検出するため、および前記移動体デバイスの前記WCNへのアクセスを制限するために、ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキング(WIN)システムを用いる、方法。 請求項32 請求項31記載の方法において、前記WCNは、Global System for Mobility(GSM:移動体用汎地球システム)の無線アクセス・ネットワークを含む、方法。 請求項33 請求項31記載の方法において、前記WINは、Customized Applications for Mobile networks Enhanced Logic(CAMEL)ネットワークを含む、方法。 請求項34 請求項33記載の方法において、前記CAMELネットワークは、前記移動体デバイスと関連のあるCAMEL加入情報(CSI)に含まれるトリガを用いる、方法。 請求項35 請求項34記載の方法において、前記トリガを含む前記CSIは、ホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)およびビジタ・ロケーション・レジスタ(VLR)のうち少なくとも1つに格納されている、方法。 請求項36 請求項34記載の方法において、前記トリガは、第1トリガ部分集合と第2トリガ部分集合とを含み、前記第1トリガ部分集合は、コントローラからダウンロードされるか、あるいは移動体交換局(MSC)またはサービス切換ポイント(SSP)に常駐し、先制的に適用され、前記第2トリガ部分集合と連結され、前記第2トリガ部分集合は前記HLRからダウンロードされる、方法。 請求項37 請求項36記載の方法において、前記第1トリガ部分集合は、前記コントローラとして作用する第1サービス制御ポイント(SCP)アドレスにアドレスされる、方法。 請求項38 請求項36記載の方法において、前記第1トリガ集合は、前記第2トリガ集合を含む任意のトリガよりも前に活性化される、方法。 請求項39 請求項1記載の方法において、前記WLSの低精度位置検出機能を用いて、前記移動体デバイスが定められた対象エリア内にあり、定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定する前記ステップは、前記移動体デバイスが複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つ内にあると判定するために前記低精度位置検出機能を用いることを含み、高精度位置検出機能を用いて前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定し、それに基づいて、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあり、少なくとも前記静穏ゾーンの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認する前記ステップは、前記移動体デバイスが前記複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つ内、または前記複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認するために、前記高精度位置検出機能を用いることを含む、方法。 請求項40 請求項1記載の方法において、前記対象エリアおよび静穏ゾーンを含むカバレッジ・エリアを有する複数のWCNへのアクセスを制御するために、当該方法を用いる、方法。 請求項41 請求項40記載の方法において、前記複数のWCNは、移動体デバイスと通信するために、少なくとも2つの異なるエア・インターフェースを用いる、方法。 請求項42 オーバーレイされたワイヤレス位置検出システム(WLS)をもつ1つ以上のワイヤレス通信ネットワーク(WCN)に対する移動体デバイスのアクセスの制御において用いるシステムであって、少なくとも1つのWCNの1つ以上の予め定められたシグナリング・リンクの集合を監視し、前記移動体デバイスと関連のあるイベントを検出するように構成されたリンク監視システム(LMS)と、前記移動体デバイスが定められた対象エリア内にあり、定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定するために、前記WLSの低精度位置検出機能を用いる手段と、前記WLSの高精度位置検出機能を用いて前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定し、それに基づいて、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあるか、または少なくとも前記静穏ゾーンの周囲の曖昧エリア内にあることを確認する手段と、前記ワイヤレス通信ネットワークへの前記移動体デバイスのアクセスを制限する手段と、を含む、システム。 請求項43 請求項42記載のシステムにおいて、前記曖昧エリアを、定められた不確実度に基づいて前記静穏ゾーンの周囲に定める、システム。 請求項44 請求項43記載のシステムにおいて、前記位置検出技術および位置検出計算に基づいて、前記曖昧エリアはリアル・タイムで定められる、システム。 請求項45 請求項44記載のシステムにおいて、前記曖昧エリアおよび対象エリアは、前記静穏ゾーン内にある移動体デバイスが、前記対象エリアの外にあるWCNアンテナと通信できないように、定められる、システム。 請求項46 請求項42記載のシステムにおいて、前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定するために用いられた前記高精度位置検出機能の期待精度の関数として、前記曖昧エリアは決定される、システム。 請求項47 請求項42記載のシステムにおいて、前記曖昧エリアは静的である、システム。 請求項48 請求項42記載のシステムにおいて、前記曖昧エリアは動的である、システム。 請求項49 請求項42記載のシステムにおいて、前記制限はサービスの拒否を含む、システム。 請求項50 請求項42記載のシステムにおいて、前記制限は、通信を許可するが合法的な傍受記録を伴うことを含む、システム。 請求項51 請求項42記載のシステムにおいて、前記制限は三方向通話の確立を含む、システム。 請求項52 請求項42記載のシステムにおいて、前記制限は、メッセージ・センタへの前記呼の再ルーティングを含む、システム。 請求項53 請求項42記載のシステムにおいて、前記対象エリアは、予め定められたジェオフェンス境界内に含まれ、前記静穏ゾーンは前記対象エリア内にある、システム。 請求項54 請求項42記載のシステムであって、更に、前記移動体デバイスがその進路を前記対象エリアに向けていると判定する手段を含む、システム。 請求項55 請求項42記載のシステムであって、更に、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーンに近接していると判定する手段を含む、システム。 請求項56 請求項42記載のシステムであって、更に、前記移動体デバイスが、定められた高度以内において前記静穏ゾーン上にあると判定する手段を含む、システム。 請求項57 請求項42記載のシステムにおいて、前記移動体デバイスの速度、方位、および前記静穏ゾーンに対する近接度に関する情報を、前記高精度位置検出機能の使用の優先順位を決めるために用いる、システム。 請求項58 請求項42記載のシステムにおいて、前記対象エリアは、隣接するセルのサブセクションを含むように定められる、システム。 請求項59 請求項42記載のシステムにおいて、前記対象エリアは、隣接するセクタのサブセクションを含むように定められる、システム。 請求項60 請求項42記載のシステムにおいて、前記対象エリアは、隣接するワイヤレス通信ネットワークのサブセクションを含むように定められる、システム。 請求項61 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントは、発呼イベントを含む、システム。 請求項62 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントは、着呼イベントを含む、システム。 請求項63 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントは音声呼に関係する、システム。 請求項64 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントは、ショート・メッセージ・サービス(SMS)呼に関係する、システム。 請求項65 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントは、総合パケット無線サービス(GPRS)データ・セッションに関する、システム。 請求項66 請求項42記載のシステムにおいて、前記監視は、サービング・セル、サービング・セクタ、またはサービング・セル、セクタ、およびハンドオーバー候補測定値の組み合わせのマッピングを採用するシステムの使用を含む、システム。 請求項67 請求項42記載のシステムにおいて、高精度位置検出機能の前記使用は、複数の位置測定ユニット(LMU)とアップリンク到達時間差(U−TDOA)アルゴリズムとの使用を含む、システム。 請求項68 請求項42記載のシステムであって、更に、前記イベントを、移動体発信(MO)または移動体着信(MT)の音声またはショート・メッセージ・サービス(SMS)呼のうちの1つとして分類する手段と、前記低精度位置検出機能を用いて前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると判定する手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にある可能性があると判定する手段と、呼設定動作を実行する前に、前記高精度位置検出機能を呼び出す手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にないと判定する手段と、前記呼設定動作を完了させることにより、前記移動体デバイスが呼を開始することを許可する手段と、呼最中位置検出機能を周期的に呼び出す手段と、前記呼最中位置検出機能によって、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内に進入したと判定する手段と、前記呼を終了させる手段とを含む、システム。 請求項69 請求項42記載のシステムであって、更に、前記移動体デバイスが音声呼またはデータ呼の最中であり前記静穏ゾーンに進入したと判定する手段と、前記静穏ゾーン内において呼を拒否すべきデバイスのリストにおいて、前記移動体デバイスが特定されたと判定する手段と、前記呼を終了させる手段とを含む、システム。 請求項70 請求項42記載のシステムであって、更に、前記周期的登録がイネーブルされていると判定する手段と、前記イベントを、アイドル・モードのデバイスに対する周期的登録イベントとして分類する手段と、前記低精度位置検出機能を用いて前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると判定する手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にある可能性があると判定する手段と、前記高精度位置検出機能を呼び出す手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあると判定する手段と、着信する音声、SMS、またはデータ・セッション呼について、前記移動体デバイスは利用できないことを示すために、前記WCNと関連のあるインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始する手段とを含む、システム。 請求項71 請求項42記載のシステムであって、更に、周期的登録がイネーブルされていないと判定する手段と、前記移動体デバイスをポーリングする手段と、前記低精度位置検出機能を用いて前記移動体デバイスが前記対象エリア内にあると判定する手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーンにある可能性があると判定する手段と、前記高精度位置検出機能を呼び出す手段と、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあると判定する手段と、着信する音声、SMS、またはデータ・セッション呼について、前記移動体デバイスは利用できないことを示すために、前記WCNと関連のあるインテリジェント・ネットワークを通じて呼処理を開始する手段とを含む、システム。 請求項72 請求項42記載のシステムにおいて、前記イベントを検出するため、および前記移動体デバイスの前記WCNへのアクセスを制限するために、ワイヤレス・インテリジェント・ネットワーキング(WIN)システムを用いる、システム。 請求項73 請求項72記載のシステムにおいて、前記WCNは、Global System for Mobility(GSM:移動体用汎地球システム)の無線アクセス・ネットワークを含む、システム。 請求項74 請求項72記載のシステムにおいて、前記WINは、Customized Applications for Mobile networks Enhanced Logic(CAMEL)ネットワークを含む、システム。 請求項75 請求項74記載のシステムにおいて、前記CAMELネットワークは、前記移動体デバイスと関連のあるCAMEL加入情報(CSI)に含まれるトリガを用いる、システム。 請求項76 請求項75記載のシステムにおいて、前記トリガを含む前記CSIは、ホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)およびビジタ・ロケーション・レジスタ(VLR)のうち少なくとも1つに格納されている、システム。 請求項77 請求項75記載のシステムにおいて、前記トリガは、第1トリガ部分集合と第2トリガ部分集合とを含み、前記第1トリガ部分集合は、コントローラからダウンロードされるか、あるいは移動体交換局(MSC)またはサービス切換ポイント(SSP)に常駐し、先制的に適用され、前記第2トリガ部分集合と連結され、前記第2トリガ部分集合は前記HLRからダウンロードされる、システム。 請求項78 請求項77記載のシステムにおいて、前記第1トリガ部分集合は、前記コントローラとして作用する第1サービス制御ポイント(SCP)アドレスにアドレスされる、システム。 請求項79 請求項77記載のシステムにおいて、前記第1トリガ集合は、前記第2トリガ集合を含む任意のトリガよりも前に活性化される、システム。 請求項80 請求項42記載のシステムにおいて、前記移動体デバイスが定められた対象エリア内にあり、定められた静穏ゾーン内にある可能性があると判定するために前記WLSの低精度位置検出機能を用いる前記手段は、前記移動体デバイスが複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つの中にあると判定するために前記低精度位置検出機能を用いる手段を含み、前記移動体デバイスの正確な地理的位置を判定するために前記高精度位置検出機能を用い、それに基づいて、前記移動体デバイスが前記静穏ゾーン内にあり、少なくとも前記静穏ゾーンの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認する前記手段は、前記移動体デバイスが前記複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つ内、または前記複数の定められた静穏ゾーンのうちの1つの周囲にある曖昧エリア内にあることを確認するために、前記高精度位置検出機能を用いる手段を含む、システム。 請求項81 請求項42記載のシステムにおいて、当該システムは、前記対象エリアおよび静穏ゾーンを含むカバレッジ・エリアを有する複数のWCNへのアクセスを制御するように構成されている、システム。 請求項82 請求項81記載のシステムにおいて、前記複数のWCNは、移動体デバイスと通信するために、少なくとも2つの異なるエア・インターフェースを用いる、システム。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10154470B2|2018-12-11|Control plane location solution to support wireless access US10516971B2|2019-12-24|Systems and methods for supporting control plane location in a fifth generation wireless network US9609475B2|2017-03-28|Provision of information regarding a mobile station US9380554B2|2016-06-28|Method for the determination of a receiver for location information EP2888893B1|2018-04-18|Redirecting cellular telephone communications through a data network US9258751B2|2016-02-09|Method and arrangement in a communication network US9560624B2|2017-01-31|Method and apparatus for configuring and locating a home base station US9681262B2|2017-06-13|Method and apparatus for supporting location services via a home node B | US9119063B2|2015-08-25|Unauthorized location detection and countermeasures US8929919B2|2015-01-06|Method and apparatus for performing position determination with a short circuit call flow US8755818B2|2014-06-17|Location reporting with secure user plane location | US8213957B2|2012-07-03|Network autonomous wireless location system EP1264493B1|2006-08-02|Service provision in a communication system US8224318B2|2012-07-17|Location service providing system and method US9338663B2|2016-05-10|Method and system for providing roaming intelligence | to a host network operator for its roaming traffic US8121594B2|2012-02-21|Method and system for providing roaming services to inbound roamers using visited network Gateway Location Register KR100748513B1|2007-08-14|위치 서비스 방법 및 시스템 US7489938B2|2009-02-10|Apparatus and method for providing location information US7031722B2|2006-04-18|Method for positioning a mobile station US9832611B2|2017-11-28|Method and base station for routing messages of a positioning protocol in a wireless network CN101278574B|2012-10-10|用于用短路的消息流提供定位服务的方法及设备 AU753305B2|2002-10-17|System and method for defining location services KR101450492B1|2014-10-13|펨토 액세스 포인트를 통한 긴급 호의 위치 결정 CN102210168B|2015-05-27|用于定位的无线电接入技术分集的使用 US8682322B2|2014-03-25|Internetworking for circuit switched fallback
同族专利:
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引用文献:
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